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求む デジタルサポーター
スマホやアプリの使い方指導

2025.01.15

求む デジタルサポーター
スマホやアプリの使い方指導

 デジタルに不慣れな人を応援するボランティア「まえばしデジタルサポーター(Mデジ)」は新たなサポーターを募集している。前橋市内の公民館で毎週決まった時間帯に開く「デジタルよろず相談所」や自治会、市民グループの要請を受けての「学び合い出張サポート」でスマホやパソコン、タブレットの使い方を指導したり、困りごとの個別相談を受け付ける。

身近な公民館で個別相談

 Mデジはデジタルデバイド(情報格差)の解消を目的に2024年8月、前橋市がNPO教育支援協会北関東に運営を委託して発足、83人が活動している。

 デジタルよろず相談所はこれまで1204人、学び合い出張サポートは88団体811人が利用している。

 サポーターの登録者は60代が3割近く占めて最も多く、50代、70代が続く。10代も6%近くおり、祖父母の世代を親切に教えている。

▲デジタルよろず相談所の相談風景

 サポーターの倉原慶子さんは「スーパーに買い物に行けないおじいさんがオンラインで買い物ができるようになったのがうれしかった」、山口裕一さんは「孫とラインで写真交換できるようになったと感謝された。ちょっと得意なことで人の役に立ててよかった」と活動の喜びを語る。

▲活動の魅力を語る倉原さん

▲新しい仲間の参加を呼び掛ける山口さん

 活動時間は1回当たり2時間で、謝礼は1000円。

 特別な資格は不要で、事前に動画研修する。登録後は自分のスケジュールに合わせて活動する。

 本年度中に120人の登録を目指し、5年をめどに500人まで増やしていく。

NPO教育支援協会北関東

お問合せはこちら
027-226-6731
住所 前橋市六供町3-36-2ファーストタウン207