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「ザスパーク」5月22日誕生
練習、交流の拠点に
2024.05.02
サッカーJ2のザスパ群馬の専用練習場を核とした「GCCザスパーク」が5月22日、前橋市の住宅団地・ローズタウン内に誕生する。コート3面のほか、フットサル施設、クラブハウス内にはサポーターや市民と交流できる施設もある。J2で今季、苦戦を強いられているザスパ群馬にとって、反撃に向けた頼もしい援軍となりそうだ。
初の専用練習場、クラブハウス
前橋市富田町のローズタウン内約5000平方㍍に整備した。天然芝のコート2面のほか、照明付きの人工芝コート1面、フットサルコート3面を備える。
専用練習場はチーム結成以来の悲願。練習場を求めて転々とした時期もあり、前橋市が整備した下増田町のサッカー場もプロチームとしては決して十分な施設ではなかった。ユースチームもトップチームと同じ場所で練習することができ、長期的にチーム力の向上が期待される。
タニタ監修の食堂やカフェ
2階建てのクラブハウスには健康機器のタニタとコラボしたレストラン「ザスパ食堂」やカインズフードサービスの「カフェブリッコ」が入居する。オフィシャルショップやコミュニティースペースもあり、サポーターや市民が選手と触れ合える。
ザスパークはスパーク(花火)とパーク(公園)にチーム名を重ねた造語。クラブハウスパートナーであるシステム開発のジーシーシーの社名を冠にした。
正式名は「前橋市ローズタウンサッカー場」。ホームセンターを展開するカインズが企業版ふるさと納税を活用、18億円を供出し建設費に充てた。ザスパ群馬を運営するザスパが指定管理者となる。