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パリのお菓子 ベル・ヴュー
発酵バターが生きている
2024.03.10
熟練の技が光る
「シュークリームのめちゃめちゃ美味しいお店があるよ」、仕事先の方に教えてもらってやってきたのがこちら。黒を基調としたシックな洋菓子店です。
ショーケースに並ぶケーキもどことなく大人っぽい。
シュークリームではなく、「シュー・ア・ラ・クレーム」とリンゴのパイ「ショーソン・オ・ポンム」を購入しました。
シュー生地は硬めです。カリサクッとした食感、そしてほんのり塩み。これは発酵バターがしっかり使われているからだそう。ちなみにブランドは四つ葉バター。
シューの中からまろやかで濃厚なカスタードクリームがたっぷり飛び出してきました。
シューとクリームのバランス、最高です。
ショーソン・オ・ポンムは、リンゴ(フジ)を一日かけて煮て、パイ生地は2日かけて折り上げるそう。パイ生地にも発酵バターが使われています。
ものすごく手間暇のかかったお菓子です。
幾層にも折り重なったパイがサクっとして、中のリンゴはずっしりと。決して甘すぎない絶妙な味。これは熟練の技が生んだアップルパイですね。
奥様の活ける生花も美しい
店主の小野久志さんは、パリのコルドンブルーで講師をしていた冨田幸敬さんの一番弟子だそう。奥様と一緒に37年前、前橋市元総社町に「ベル・ヴュー」を開きました。
素材にこだわり、丁寧なケーキ作りをされています。
驚いたのは店内に飾られた大きな花。毎週金曜日に奥様が活けているそうです。
7種類揃ったパウンドケーキや、チーズケーキも美味しそう。悔やまれるのは、お店で一番人気というチョコレートケーキ「アランブラ」が売り切れだったこと。
次回は早めに伺ってぜひゲットします。
店舗情報
パリのお菓子 ベル・ヴュー
- お問合せはこちら
- 027-252-5072
住所 | 前橋市元総社町2-13-2 |
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営業時間 | 11時~19時 |
定休日 | 木曜(8月は休業) |