焼きまんじゅうマフィンやデュカが登場
県庁32階のイノベーション自販機　

イノベーション自販機はただの自販機ではない。新商品を消費者に知ってもらい、商品に付いているQRコードで感想や要望をフィードバックしてもらう仕組みを整えている。

10月１日から来年３月末まで、販売する商品は次のとおり。

①前橋「MOO-FACTORY」の焼きまんじゅうマフィン、焼きまんじゅうラスク

「マフィンもラスクも、笑ってしまうほど焼きまんじゅうそのもの。地産地消の食材にこだわり、１つひとつ手作りで群馬の食文化の継承と革新にチャレンジする商品です」と船越谷さん。

②前橋「THICKET　NUTS　SPICE」のデュカ

「忙しい毎日のなかでホッと一息、深呼吸つけるような商品を届ける、をコンセプトにした、ナッツとスパイス類を合わせた“おつまみ&おやつ&調味料”。中東発祥のオシャレなデュカを是非ご賞味下さい」と船越谷さん。

③高崎「ウベハウス東日本」のだるまはちみつ

「建設会社がはちみつ？　建設業として街づくりをする一環で、養蜂で遊休地の活用を進める会社です。貴重な高崎絞りの濃厚百花はちみつは病みつきになる美味しさ」と船越谷さん。

④安中「結び葉」の秋間梅林の梅加工品

「梅の生産量が東日本第1位の群馬で、年間を通して梅を楽しむことができたら、毎日がきっと楽しくなるをコンセプトに梅を栽培し、加工・販売まで手掛けるエネルギッシュな若手事業者です。梅=梅干しの概念を超える、ラインナップ豊かな商品を食べ比べて」と船越谷さん。

今回の自販機には、おたのしみボタンも加わった。参画事業者から提供された商品を２つペアにして、１パッケージにしたものを販売する。価格は400円とリーズナブルなため、気軽に試すことができる。

商品は「くらまえ」（前橋市六供町）の紙うつわに入っている。同社は１枚の平らな紙を１プレスで立体的な形状の器に成形する技術を持つ。美しいデザインと環境への優しさで全国の会社から支持されている。

ほかに、ぐんまちゃんをデザインした紙うつわの商品も、今回イノベーション自販機で販売する。

イノベーション自販機は昨年9月に設置された。これまでのボタンプッシュ数は1700回と人気が高い。

出品者同士の交流も盛んで、コラボ商品開発も進んでいる。