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食べたい

さかな屋ゆう 
岩手、宮城、福島の魚介で一献

2023.09.29

絶品、メヒカリの一夜干し

ショーケースの中には東北地方の太平洋側三県(岩手、宮城、福島)から仕入れる魚や貝がずらりと並んでいます。好きな品物を選んで、刺身や塩焼き、煮物、カルパッチョなどに料理してくれます。

しかも奥の席で、盛岡市、赤武酒造の日本酒とともにイートインもできるという魚屋さんです。

まずはプリっと太ったメヒカリの一夜干しを焼いてもらいしょう。お猪口に一杯ずつ、いろいろな種類を楽しめる「赤武飲み比べ」も注文。

▲赤武飲み比べ

スキッと爽やかな純米大醸造に下鼓を打っていたら、香ばしい香りが。メヒカリの登場です。

塩の具合がちょうどいい。かじると魚の油がしたたり落ちてきます。これは美味しすぎる。「あと3尾、追加で焼いてください」

 

▲プリっとしたメヒカリの自家製一夜干し

再びショーケースを覗きに行きます。大きな北寄貝とエゾボラモドキという巻き貝がありますね。刺身でお願いしましょう。

北寄貝は身が厚くて、甘みが強い。エゾボラモドキはコリコリした食感。貝好きにはたまりません。

▲殻をむいて調理してくれます

▲写真左が北寄貝、右がエゾボラモドキ

松島産の極上海苔で巻く

ここら辺でご飯を。海苔で出汁ご飯と刺身を巻いて食べる「手巻きセット」を注文しました。刺身は日替わりで、この日はキハダ、スズキ、ニベ、真鯛、アジのナメロウの5種。

海苔は宮城県松島産の皇室献上焼きのり。厚みが半端ないです。パリパリで、艶々光っています。これに温かい出汁ご飯をのせて、刺身を置いて、ちょこんとワサビ。うわーたまらない。

 

▲手巻きセットです

最後にスズキのカマの煮付けでフィニッシュ。目の周り、頬の下のお肉まできれいにこそげとるようにいただきました。お酒もちょうど飲み終わりました。

▲ゴボウと一緒にふんわりと

店主さんは東日本大震災の震災地にボランティアで赴いたのをきっかけに、東北の漁師さんとのつながりができ、直送での仕入れが実現したよう。

波の音や海鳥の鳴き声のBGMに癒されながら、座り心地の良いソファで美味しいお酒と魚をいただきました。ごちそうさま。

▲店の奥のソファ席

店舗情報

さかな屋ゆう

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027-212-9027
住所 前橋市大利根町1-38-2
営業時間 11時~20時
定休日 月曜、臨時休みあり