study
学びたい
帯状疱疹を予防しよう
50歳以上に予防接種助成 最大2万円
2023.04.06
皮膚に多くの水泡ができ、ピリピリ、ズキズキした激しい痛みを伴う帯状疱疹。前橋市では本年度から、50歳以上を対象に、帯状疱疹予防接種費用の一部を助成する。希望者は保健予防課が発行する接種通知書の交付を受けてから、医療機関で接種する。接種通知書の交付は4月17日から始まる。
生ワクチンは4000円、不活化ワクチンは2万円の助成
帯状疱疹のワクチンには2種類ある。弱毒ウイルスを接種する「生ワクチン」、病原性がないウイルスの一部を接種する「不活化ワクチン」。医師と相談して、適するワクチンを選ぼう。いずれも50歳以上の人が自費診療で接種できる。
生ワクチンは1回の接種で有効。費用は医療機関によって異なり、7000円から1万円かかる。前橋はそのうち4000円を助成する。
不活化ワクチンは2回接種が基本。1回目のワクチンから2カ月以上空けて、6カ月以内に2回目を打つ。費用は1回2万円から3万円かかるが、前橋は1回あたり1万円、2回まで助成する。
帯状疱疹予防接種の助成を希望する人は、まず保健予防課に申請し、「接種通知書」の交付を受ける。ネットを使っての電子申請も可能。申請期間は4月17日から来年3月29日まで。自宅に郵送で届く接種通知書を持参のうえ、医療機関に直接予約して接種を受ける。会計時には助成額を差し引いた金額を支払うという流れ。
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じ「水痘(すいとう)帯状疱疹ウイルス」が原因。過去に水ぼうそうにかかり、残ったウイルスが体内に長期間潜伏し、免疫が低下したときに発症するといわれている。
水ぶくれを伴うたくさんの赤い発疹が体の片側に帯状に出る。強い痛みを伴い、症状は3週間から4週間ほど続くことが多い。50歳ぐらいを境に発症率が上がり、80歳までに3人に1人がかかるといわれている。
接種通知書の電子申請はこちらから
問合せ先
前橋市保健所 保健予防課 予防接種係
- お問合せはこちら
- 027-212-3707