カフェルーエ
紅茶とスコーンの絶妙ハーモニー

赤城山の麓、三角屋根にレンガづくりの可愛いカフェがある。今年30周年を迎える「カフェルーエ」。周囲の緑を眺めながら、オーナー手づくりの絶品、スコーンを味わえる。

この店を知る前はスコーンがこんなにおいしいものだとは知らなかった。ボソボソ、パサパサしたイメージ。

でも、同店のスコーンはみずみずしくて優しいお味。おまけに、自家製の生クリームとリンゴのジャムがたっぷりサービスされるのも嬉しい。プラス100円で、イギリスの濃厚なクリーム「クロテッドクリーム」もついてくる。ちょっぴりカロリーは高そうだが、スコーンとベストマッチなのだ。

スコーンの種類は季節によって変わる。4月～10月はプレーン、レーズン、ミカン、イチゴ、ブルーベリー、抹茶、クルミの7種で、11月～3月はそれにリンゴとカボチャが加わり9種になる。

その中から好みの2種類を選び、好みの紅茶を組み合わせるセット「クリームティー」をいただいた。さんざん迷った末、スコーンは県産小麦「きぬの波」100％でつくるプレーンとクルミを、紅茶は渋みがまろやかなアッサムをチョイス。ウエッジウッドの器で提供されるのも優雅でいいですね。

一緒に訪れたスイーツ大好き女子は、「スコーンがすごい美味しいから、他のスイーツも食べたい」と、ケーキ、焼き菓子もセットになった、ボリューム満点のセット「トラディショナルイングリッシュティー」を注文。

ファーストフラッシュのダージリンを水出しした「テ　グラッセ」を飲みながら、パクパク食べる姿が印象的だった。