「前橋めぶく。BEER」誕生
10月16日、乾杯しよう

にぎわいを取り戻しつつある街中をさらに活性化させようと、商店主らが「前橋まちなかホップ・コミュニティ・プロジェクト」を立ち上げ、クラフトビール造りに挑戦した。昨年、試験的にホップを栽培し成功したことから、今年は量産体制を整えた。

４月にホップ50株をプランターに植え、中央通りなどで栽培した。クラウドファンディングで資金を集め、追肥や水やりはプロジェクトメンバーや趣旨に賛同したボランティアが手伝った。

ホップは順調に育ち、８月に収穫。埼玉県のブルワリー「KAZO BAKUSHU」で180㍑醸造した。

前橋には完成イベント直前に届く予定で、プロジェクトリーダーの大橋慶人さんは「どんな味になっているか楽しみ。多くの人たちで乾杯したい」と参加を呼び掛けている。

来年以降はさらに栽培量を増やすとともに、中心街に近く完成する醸造所で醸造し、文字通り、街中生まれのクラフトビールにする計画。中心街の飲食店で楽しめるようにして、生産から醸造、消費まで循環できる仕組みを作り上げていく。

スマイルフェスでは大日本プロレスの興行やドローン体験、音楽やダンス、大道芸のライブがあり、キッチンカーも多数出店する。10時～16時。