龢（なぎ）
洗練空間でおしゃれ創作和食

一度行ってみたかった「龢」。もしかして高いかもと敬遠していた「龢」。おしゃれをしなくちゃ入れないと思っていた「龢」。

思い切って、ご近所さんと４人で伺いました。広瀬川沿いのマンションの１階、ドラマチックな間接照明が印象的な店内です。

目配せをしただけで、スタッフさんが「はい、ただいま」と接客に来てくれます。「あのー、ビールとハイボールと～」なんて、大声で注文しなくてもいい幸せ…。

コースは前日までの予約のみということなので、アラカルトでいただきます。メニューを見ると、ポテサラ、つくね、ハムカツというお馴染みの料理も載っています。居酒屋メニューとはどう違うのか、まずはこの３品から頼んでみました。

朱色の器にまるでデザートのように盛り付けられたポテサラ。きめ細やかでしっとりなめらかです。なんと、凍りフォアグラ入りだそう。

ハムカツには衣の内側に酒粕と生ハムが挟まれていました。これはお酒が進みますね。

つくねもタダモノではありません。表面に、もち米が付いていて、上品な味噌風味。初めて出合う味ばかりです。

さあ、日本酒もどんどんいきましょう。純米大吟醸を二合。すると、飾っておきたくなるような錫（すず）の片口と美しいお猪口が登場しました。飲み口が薄手で、お酒が一層、美味しく感じられます。

だし巻き、牛すじ肉豆腐、秋鮭の土鍋ご飯。どれも安定の味わい。はずれが一つもないって、すごいですね。

そして、お会計を終え、玄関の外までお見送りをしてくださるスタッフさん。オシャレで、美味しくて、丁寧なサービス。人気の理由がわかります。