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ジャオスがふるさと納税
前橋市に4年連続合計2000万円

2024.10.25

ジャオスがふるさと納税
前橋市に4年連続合計2000万円

 4WD向けパーツメーカー、ジャオス(榛東村広馬場)は企業版ふるさと納税を活用し、前橋市に500万円を寄付した。市役所で10月25日、感謝状贈呈式が開かれた。寄付は4年連続で計2000万円。今回は赤城公園整備促進事業に充てられる。

赤城公園の整備に活用

 贈呈式にはジャオスの創業者、赤星嘉昭会長と赤星大二郎社長が出席した。赤星社長は「赤城山は時が止まっているように自然が豊か。『日本一小さなスキー場』もある。赤城山の自然保全のお役に立てればうれしい」と挨拶、小川晶市長と懇談した。

▲ジャオスの赤星大二郎社長(左)と赤星嘉昭会長

 スノーピークと協働して取り組む赤城山の観光振興にふれ、小川市長は「来年度中には赤城公園の整備が進む。赤城山が市民や県民に親しんでもらえるよう、群馬県と連携していきたい」と述べ、ふるさと納税に感謝した。

「バハ1000」3年目の挑戦

 ジャオスが母体となるラリーチーム「TEAM JAOS」は前橋市在住のドライバーの能戸知徳さんを擁し、11月14日からメキシコで開かれる北米大陸最大のラリー「バハ1000」に3年連続で出場する。小川市長が「モータースポーツは好きです。仕事を活かしてレースに出場できる、いい会社ですね」と期待すると、赤星社長は「いい報告ができるよう頑張ります」と健闘を誓った。

▲前橋市在住のドライバー、能戸さん

創業39年、世界にパーツ輸出

ジャオス 1985年、東京都渋谷区で創業した。1995年、榛東村広馬場に群馬工場を設立、2000年、本社機能を移転する。2023年9月、新本社が完成した。国内だけでなく、北米を中心に世界中にオリジナルパーツを輸出している。創立30周年の2015年に結成したラリーチーム「TEAM JAOS」は翌年からアジアクロスカントリーラリーに参戦、2019年にクラス優勝を果たす。2022年からは舞台をメキシコに移し、バハ1000に挑戦している。