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【前橋まちなか新聞】江戸時代から受け継がれる
「タレ」と「探求心」 老舗うなぎ割烹 矢内

2022.06.19

【前橋まちなか新聞】江戸時代から受け継がれる
「タレ」と「探求心」 老舗うなぎ割烹 矢内

前橋市中心街の個性的なお店やご主人を紹介する「前橋まちなか新聞」で掲載された記事をあらためて紹介します。新聞は元気21まえばしや前橋テルサ、前橋まちなかエージェンシーが運営するcommなどの中心街の各施設や市内の支所、公民館、商業施設で配布されています。

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老舗うなぎ割烹 矢内

福島 享(ふくしま すすむ)

蓋を開けた瞬間に香ばしいタレの匂いが空腹を刺激する、その香りに思わずよだれが垂れそうになる。前橋のまちかなで創業してから170余年続くうなぎ屋は中央通り商店街から銀座一丁目通りを東に向かうと現れる。「老舗うなぎ割烹 矢内」だ。創業当初は鯉やドジョウなどの川魚料理を振る舞う「福島」という料理屋だった。昭和初期ごろに当時の店主が伊勢崎市に修行へ行った際に、そのお店から「矢内」の屋号をもらったことをきっかけにうなぎ屋へとなった。8代目店主の福島さんは高校を卒業後、代々親族が受け継いできたうなぎ屋を継ぐために、上京し料理の専門学校に進学。その後7年間ほど都内の割烹やうなぎ屋で修行をしながら料理の腕を磨いた。「受け継いできたタレは継ぎ足しながらも微かに味を変えている。より美味しい料理をお客さんに提供するために調味料や作り方を見直しながら、うなぎに合うタレを常に追求していきたい」と語ってくれた。最近は寒波のせいか体調がすぐれない日が多い。そんな時こそ、うなぎを食べて元気をもらい前橋の冬を乗り切ろう。

▲注文をうけてから蒸し焼きしたウナギは身がふわっとしていて口の中でとろける。

創業当初から継ぎ足しのタレ。しつこくない味わいがウナギ本来の味を引き立てる。

店舗情報

老舗うなぎ割烹 矢内

お問合せはこちら
027‐231‐3768
住所 群馬県前橋市千代田町4丁目13−1
営業時間 【昼】11:30‐14:00
【夜】17:30‐21:00 
定休日 日曜定休

■公益財団法人前橋市まちづくり公社

■一般社団法人前橋まちなかエージェンシー(MMA)

お問合せ:info@machinaka.agency