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戦争と日常を見つめる
リーディングシアター「イエスタデイ」

2026.07.20

戦争と日常を見つめる
リーディングシアター「イエスタデイ」

 前橋文学館は8月9日、リーディングシアターvol.27「イエスタデイ」を上演する。劇作家・清水邦夫さんが反戦への思いを込めて書き下ろした戯曲を朗読と音楽、照明を融合させた舞台で届ける。

前橋文学館で8月9日

 戦時下の日本海沿いの町にある写真館を舞台に、疎開してきた兄弟姉妹とその周囲の人々との葛藤や別れが描かれ、最後には長崎の原爆投下へとつながっていく。「シャッターが押されなかった一枚の写真」というモチーフを通して、戦争と日常、そこにいたはずの人々への追悼を強く意識させる構成になっている。

▲イエスタデイのメーンビジュアル

 清水さんが多摩美術大学で学生の卒業公演のために書き下ろした作品。初演は1997年4月。

 タイトルは「昨日のことのように忘れてはならない」との思いをこめ、ビートルズの曲名から採用した。

 今年は初演にスタッフとして参加した俳優・演出家の大竹直さん(青年団)が演出を担当する。群馬県出身の成澤陽子さん、村山朋果さん、新島沙結さんらが出演し、新たな舞台を創り上げる。

▲古賀友樹さん、成澤陽子さん、高橋ルネさん(左から)

▲加賀田玲さん、村山朋果さん、新島沙結さん(左から)

萩原朔美さんがメッセージ

 前橋文学館は戦争や反戦を考える夏の恒例企画として、リーディングシアター形式で上演している。上演後は前橋文学館特別館長、萩原朔美さんが次世代へのメッセージを、「上野毛イエスタデイ 清水邦夫とイエスタデイの頃」と題したインタビュー映像で贈る。

▲大竹直さん

▲萩原朔美さん

リーディングシアター「イエスタデイ」

お問合せはこちら
027-235-8011(前橋文学館)
・日時 2026年8月9日(日)
14時開演(13時30分開場)
・会場 前橋文学館3階ホール
・観覧料 1000円