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朔太郎の詩を絵画に
市内小中学生の入賞者表彰
2026.01.12
前橋市内の小中学生が萩原朔太郎の詩を題材にした絵画作品を集めた、前橋文学館企画展「わたしが描く朔太郎の世界」が1月20日まで3階ホールで開かれている。金、銀、銅、審査員特別賞に選ばれた児童生徒の表彰式が1月11日に行われた。
金賞受賞者の顔ぶれと作品
表彰式では、小学校低学年の部、高学年の部、中学生の部で金賞を受賞した児童生徒3人が代表して登壇し、前橋文学館 の萩原朔美特別館長から賞状を授与された。
小学校低学年の部で金賞に選ばれたのは、群馬大共同教育学部附属小1年の飯塚瑛万さん。朔太郎の詩「青猫」から着想した作品「生きておくれ ひとりぼっちの青いかげ」で、「飼っている大事な蚕が猫に食べられてしまったところを描きました」と話した。
▲「金賞に選ばれてうれしい」と飯塚さん
▲飯塚さんの作品「生きておくれ ひとりぼっちの青いかげ」
高学年の部の金賞は、同附属小5年の丸山登夢さん。朔太郎の詩「ありあけ」に登場する白犬を描いた作品「月に想う」で受賞した。「白犬が、大好きなオオカミのイメージと重なりました」と制作の背景を語った。
▲表彰状を手にする丸山さん
▲雄叫びが聞こえて来そうな作品「月に想う」
中学生の部では、同附属中1年の清宮遥仁さんの作品「暦と月道」が金賞に選ばれた。
▲清宮さん
▲懐中時計が印象的な清宮さんの作品「暦と月道」
想像力をたたえる
萩原特別館長は講評で「文字から発想して絵画にする作業は想像力が大切。毎回、子どもたちの作品を観て感心している」と述べ、受賞者に拍手を送った。
同展は10年ほど前から年1回開催。市内の小中学生を対象に朔太郎の詩を読み、そのイメージを絵画として表現する作品を募集してきた。会場には入賞した40点が展示され、子どもたちの自由な発想や豊かな感性が表現されている。今回は萩原朔太郎自身が描いたイラストなどの関連資料も展示している。
▲展示会場には個性的な絵の数々
わたしが描く朔太郎の世界
会期:2026年1月4日~1月20日
時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
会場:前橋文学館3階オープンギャラリー


