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前橋空襲を語り継ぐ
みやま文庫が特別講演会

2026.01.15

前橋空襲を語り継ぐ
みやま文庫が特別講演会

 前橋空襲の語り部である原田恒弘さんが空襲体験を語る講演会が1月24日、群馬県立図書館で開かれる。みやま文庫の最新刊『前橋空襲80年』の刊行を記念した企画。原田さんをはじめ3人の著者が講師を務める。

県立図書館で1月24日

 原田さんは1945年8月の前橋空襲を7歳の時に体験した。広瀬川河畔の比刀根橋防空壕に逃げ込み、多くの人が命を落とす中、奇跡的に生還。米寿となったいまも体験談を語り続けている。

 『前橋空襲80年』では前橋空襲の惨禍を中心に戦時下や戦後の暮らしを綴っている。空襲の記憶について、「はじめに」の中で「比刀根橋防空壕での記憶はつらく耐え難い『心傷』として、深く私の胸に突き刺さっている。いい大人が、いまだ闇におびえ、絢爛豪華な花火に耳を塞ぎ、いつの間にか八十年を迎えた」と綴っている。

▲前橋空襲を語る原田さん=比刀根橋防空壕跡で

 講演は他に、元あたご歴史資料館調査員の田名網久さんが「進駐軍が撮影した瓦礫の街」、戦争遺跡保存全国ネットワーク共同代表の菊池実さんが「前橋はなぜ、狙われたのか」をテーマに語る。

『前橋空襲80年』(みやま文庫第254巻)

 『前橋空襲80年』(みやま文庫第254巻)は2025年12月に発行、みやま文庫や書店で取り扱っている。

・著者 原田恒弘、田名網雅久、菊池実

・表紙 久保繁

・判型 B6判、本文197㌻

・価格 会員1500円、一般2000円

・発行 2025年12月9日

・印刷 朝日印刷工業

みやま文庫特別講演会「いま、前橋空襲を語る」

・期日 2026年1月24日(土)
・時間 13時30分~15時30分
・会場 群馬県立図書館3階ホール
・定員 100人
・入場 無料
・主催 みやま文庫