【前橋まちなか新聞▶︎】これまでも、これからも
前橋市民、誇りの百貨店

　前橋まちなか新聞の節目となる100号に登場していただくのは、長年前橋市民に愛されてきた『スズラン前橋店』の澁澤衛店長。

　子どもの頃は創業者である祖父と高崎店の喫茶によくコーヒーを飲みに行っており、学生時代の長期休みにはスズランでアルバイトもしていたが、「スズランに就職しよう」とは全く思っていなかったという。

　大学卒業後、新潟県の小売店で勤務をしていたところ、「戻ってこい」と祖父から頻繁に言われていたこともあり、スズランへ入社。紳士服から食品、販促まで多くの部署を担当した中で、最も楽しかったのは「買切で仕入れるので、売るためにディスプレイなどを一生懸命考えた」子供服売場だという。

　澁澤店長が心掛けていることは「お客様に喜んでもらい、信頼を裏切らないこと」。これまでスズランを愛してきたお客様に加え、まちなかを訪れる若い人たちにも愛され、喜んでもらえる店舗を目指して試行錯誤をしている。

　「百貨店にやれることはまだまだある」と力強く語る澁澤店長。スズラン前橋店はこれからもまちなかで前橋市民のハレとケ、どちらにも寄り添い続ける。

■公益財団法人前橋市まちづくり公社

■一般社団法人前橋まちなかエージェンシー(MMA)

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