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【前橋まちなか新聞▶︎】「社会をよくする映画」を まちなかから届ける

2025.05.02

【前橋まちなか新聞▶︎】「社会をよくする映画」を まちなかから届ける

前橋市中心街の個性的なお店やご主人を紹介する「前橋まちなか新聞」で掲載された記事をあらためて紹介します。新聞は元気21まえばしや、前橋まちなかエージェンシーが運営するcommなどの中心街の各施設や市内の支所、公民館、商業施設で配布されています。

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前橋シネマハウス

日沼 大樹(ヒヌマ ダイキ)

まちなかから良質な映画を発信する「前橋シネマハウス」。支配人を務めるのは日沼大樹さん。祖父が群馬共同映画社を創業し、父も携わる映画一家。映画館の支配人を務めているのは必然と思いきや「中学から大学までほとんど映画は見ていない」とのこと。子どものころは父の仕事を手伝う一方で野球に熱中。就職先も学校の広報だったが、祖父が亡くなった際、長男ということもあり、再び映画の世界に戻ることになった。2016年に「映画館をやってほしい」とオファーを受けたが、映画館運営はしたことがなかったため1年半近く断り続けていたという。そんな日沼さんが映画館運営を決断したきっかけとなった作品が『きみはいい子』。巡回上映でのお客様の反応から映画の持つ力を感じ、勇気づけられた。2018年3月にオープンし、軌道に乗り始めた3年目に襲ったコロナウイルスを乗り越え、今年で7年目を迎える。上映するのは偏りが出ないように日沼さんだけではなく、スタッフで話し合った「見せたい」作品。「映画で社会をよくしたい」と語る日沼さんはこれからも前橋に映画を届け続ける。

▲館内には舞台挨拶などで訪れた関係者のサインが多数並ぶ。

▲映画の世界への入口には各作品のフライヤーとタイムスケジュールが展開。

店舗情報

前橋シネマハウス

お問合せはこちら
027-230-1144
住所 前橋市千代田町5丁目1-16
(アーツ前橋上3階)
営業時間 営業時間:上映作品による
定休日 定休:火曜(祝日は営業)

■公益財団法人前橋市まちづくり公社

■一般社団法人前橋まちなかエージェンシー(MMA)

お問合せ:info@machinaka.agency