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地域社会に12組が提言
5月11日「MEDぐんま2025」
2025.05.02
高校生や大学生、社会人が地域社会に提言するプレゼンイベント「MEDぐんま2025」が5月11日、前橋・群馬会館で開かれる。今回のテーマは「遠近 をちこち」。12組がそれぞれの専門分野や取り組んでいる活動を通して思うこと、知ってほしいことを訴える。会場参加のほか、ライブ配信やアーカイブ配信でも視聴できる。
テーマは「遠近 をちこち」
テーマの「をちこち」は万葉集に出てくる言葉で漢字では「遠近」や「彼方此方」と表記される。「将来と現在」、「昔と今」または「あちらこちら」を意味する。
プレゼンは3部構成で行う。
第1部は「みらい」と題して、桐生清桜高校和太鼓部の勇壮な演奏で幕開け。外国人児童支援にあたっている共愛学園前橋国際大の「Swallow Pick」、生まれつきの脳性麻痺で車いすに乗りながら福祉・防災ファシリテーターをしている高橋未宇さん、甲子園史上初の完全試合を達成した前橋高校野球部の主将、川北茂樹さんが登壇する。
第2部は「からだ」。歯科衛生士インフルエンサーの緒方真理子さん、美容歯科医の今村知恵さん、看護編集者の中澤真弥さんが健康や美容に関して提言する。湯あみ着推進プロジェクト事務局の木榑浩之さんは湯あみ着の利用促進を呼び掛ける。
第3部「いきる」では個性的な活動を展開している4人がプレゼンする。古材や古道具の買い取りと販売をしている栗原大輔さん、子ども・若者ファシリテーターの清水葉月さん、本に詳しい前橋市地域おこし協力隊の小澤亮太さんが活動を報告。環境活動にも積極的なご当地アイドルグループ「あかぎ団」の礒干彩香さんが最後を締める。
会場、オンラインで参加を
MEDぐんまは医療関係者や経営者でつくる「チーム前橋」と一般社団法人「みんながみんなで健康になる」の主催。前橋新聞「me bu ku」などが後援する。2017年から始め、1度の中断をはさんで8回目となる。
チーム前橋の岡田克之代表は「コロナ禍を経たさまざまな社会的変化を踏まえて、健康な生活、前橋の町づくり、若者の取り組みなど、遠くに近くに見える新時代に向けたプレゼン、12人の熱いプレゼンターが聴かせてくれます」と参加を呼び掛けている。
MEDぐんま2025
・日時 5月11日(日)10時~16時30分(交流会は17時~)
・会場 群馬会館(前橋市大手町2-1-1)
・定員 200人(会場参加)
・会費 事前登録で一般3000円、学生1000円(会場、オンラインとも)。当日参加は一般4000円、学生1000円。
・交流会 5000円(先着30人)
・申込み MEDぐんま公式ホームページ


