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活躍する大学の4バンド
青春燃焼中

2025.05.03

活躍する大学の4バンド 
青春燃焼中

4月23日発行の前橋新聞mebuku第14号に登場した群馬大、前橋国際大、前橋工科大の4バンド。限られた紙面の中で語れなかった思いをWEBでご紹介します。
(取材/江原由利子)

Fore-Bridge Orchestra
群馬大

 23人の部員が所属する全学によるビッグバンドサークル。力強さと華やかさを兼ね備えた演奏が持ち味で、学年を超えた仲の良さをうかがい知れるハーモニーが心地よい。OBOGを交えた演奏会を含めて年に10回以上のライブを開く。

 部長の菊池来海さんいわく、「数え切れないほど」多いレパートリーの中で『April in Paris』や『Good New』は、代々演奏され続けている代表曲。活動拠点と同じ敷地内にある附属病院内や市内のイベントでの演奏も実現させたいと意欲を燃やす。

SENSE(センス)
前橋国際大 ライトミュージック部

 会場全体を巻き込む熱量あるステージパフォーマンスが魅力の4ピースバンド。結成3カ月足らずで迎えた学祭ライブでは歴代のバンドで一番の盛り上がりを見せ、体育館ライブではトリを務めた。得意とするのはMr.ChildrenやONE OK ROCKなど日本のロック。彼らならではのセンスでサウンドを作り出そうと日々探究を重ねている。

 目指すは、幅広い楽曲への挑戦とオリジナル曲の制作という。メンバーは野口優楽、長谷川路嘉、関口歩夢、都丸恭祐。

あろえはんばーぐ
前橋工科大 軽音楽部

 全員が3年のボーイズバンド。担当はあるが、全員が複数の楽器を演奏できるのが強みだ。持ち曲は日本のポップスやロックなど約20曲で、ELLEGARDENやBump of Chickenはセットリストの定番。完全コピーを目指しつつアレンジを加え独自性も発揮する。

 「昔のアニソンやR&Bなど学生バンドで手掛けることの少ないジャンルを試したい」。前橋、高崎、桐生などのライブハウスでも活躍中。メンバーは谷地舘颯斗、徳武直樹、信岡宏太朗、城鼻健太、久保田峻介。

部長(元)とその他
前橋工科大 軽音楽部

 元部長を囲む懇親会で意気投合した異学年で構成。良い意味でこだわりのないことと、自由にやることがモットー。ライブでは観客から「楽しそう」と声を掛けられる。

 楽曲のジャンルに縛りはなく、好きな曲を持ち寄って演奏。これを可能にするのが、メンバーの仲の良さと多様な演奏スタイルを実現するキーボードの存在。ボーカルの高音と、ステージ際まで出て奏でるギターソロは聴きどころ。メンバーは髙橋海斗、吉澤弥槻、保坂龍輝、松浦蓮、井上まど。