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クリエイターが大集合
12月13日から仮想美術館展
2024.12.01
絵本作家、イラストレーター、漫画家、版画家、浮世絵摺師、抽象画家といった多種多様なクリエイターによる「仮想クリエイター美術館展」が12月13日から15日までの3日間、前橋・中央通りの前橋まちなかサロン「マチナカさん」で開かれる。『おばけずかん』で人気の絵本作家、宮本えつよしさんをはじめ出展者が前橋をテーマとした新作を発表する。
前橋をテーマに新作を制作
来場する出展者は宮本さんのほか、ネコの版画で知られる木版画家の大野隆司さん、抽象画や絵本を描く浦野真樹さん、「Y氏の隣人」が大ヒットとなった漫画家、吉田ひろゆきさん、キャラクター製作やパズル絵本を手掛ける牧野タカシさん、絵本、紙芝居、挿絵と幅広く活躍するフジキカオリさんの6人。
このほか、イラストレーター、漫画家の神谷一郎さん、代表作に『タッチ』があるアニメ監督、杉井ギサブローさん、絵本作家、宮西達也さん、日本を代表する浮世絵摺師親子の松崎啓三郎さん、浩繁さんが作品を出展する。
宮本さんは「おばけをつくろう」と題した子供向けのワークショップを14、15日に開く。サイン会も開き、煥乎堂でサイン券付きの絵本を販売している。
大野さんは木版画を刷るワークショップを14、15日に開く。年齢に関係なく参加できる。
ワークショップはいずれも参加無料。定員は各ワークショップ30人、合計60人。予約を受け付けている。
吹奏楽演奏や読み聞かせ
13日は作品展示のみ。
14日は展示、ワークショップのほか、共愛学園中学・高校吹奏楽部の演奏、15日は読み聞かせサークルpoco a pocoの読み聞かせ・朗読ライブが行われる。
仮想クリエイター美術館展を企画・プロデュースする浦野進さんは「浮世絵やイラストはもちろん、絵本も漫画もアニメも日本が世界に誇る大衆文化。伝統から現在、そして未来を庶民目線で感じられる美術館が前橋にあったら、全国から注目を集め活性化にも寄与できると考えた」と意義を説明。前橋文学館、アーツ前橋と並ぶ「クリエイター美術館」の常設化を構想している。