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鈴木貫太郎 いまこそ光を
4月17日に前橋顕彰会発会式

2024.04.08

鈴木貫太郎 いまこそ光を
4月17日に前橋顕彰会発会式

前橋鈴木貫太郎顕彰会(腰高博会長)の発会式が鈴木の命日である4月17日、群馬会館で開かれる。孫で音楽評論家の鈴木道子さん(92)や出身地である千葉県野田市の鈴木有市長、前橋市の小川晶市長をはじめ、顕彰会に賛同する有志が出席。いまわの際に残した「永遠の平和」の意味をかみしめる。

記念館再建、大河ドラマ放映を

鈴木貫太郎は9歳の時に前橋市に移り住み、厩橋学校(現前橋市立桃井小)、旧制前橋中(現群馬県立前橋高)に通った。太平洋戦争が敗色濃厚となる中、史上最年長の77歳で首相に就くと、本土決戦を唱える軍部を抑え、御前会議で昭和天皇の「聖断」を仰ぐ形で終戦を実現した。二・二六事件に加え、終戦時も命を狙われながら、日本の平和のために尽くした。

▲鈴木貫太郎

顕彰会は鈴木の偉大な功績を多くの市民に知ってもらおうと、カラオケボックス「まねきねこ」を展開するコシダカホールディングス社長の腰高博さんを中心に結成した。

発会式では腰高会長が設立を宣言し、台風被害で5年近く休館となっている野田市の鈴木貫太郎記念館再建の支援をはじめ、顕彰会の活動に物心両面の支援を呼び掛ける。

▲顕彰会発足の呼び掛けた腰高さん

▲講演する手島さん

群馬地域学研究所代表理事、手島仁さんの講演に続いて、ゆかりのゲストによるパネルディスカッションを開く。

腰高会長は「目標は鈴木貫太郎を主人公にしたNHK大河ドラマの放映。野田市のほか、足利市や大阪市などゆかりの地とも連携し、鈴木の功績を後世に語り継いでいきたい」と強調、発会式への参加を呼び掛けている。

鈴木貫太郎(すずき・かんたろう)

1868年、大阪生まれ。千葉県から前橋に移り、桃井小、旧制前橋中で学んだ。海軍兵学校に進み、日清、日露戦争に従軍。連合艦隊司令長官などを歴任後、侍従長として昭和天皇に仕えた。1936年の二・二六事件で銃撃されたが一命を取り留める。1945年4月、首相に就任、同年8月、ポツダム宣言を受諾した。1948年、幼少期を過ごした千葉県関宿町(現野田市)の自宅で死去する。享年81歳。

前橋鈴木貫太郎顕彰会発会式

お問合せはこちら
027-212-7284
・日時 4月17日(水)14時~16時
・会場 群馬会館(前橋市大手町2-1-1)
・入場 無料(事前申し込み不要)