弁天アパートメントを体感しよう
11月３日に見学会 参加者募集

弁天アパートメントは鉄筋コンクリート４階建て。３棟に分かれた建物が廊下や階段で結ばれ、一つの建築物となっている。

１階は共用部分と飲食店がテナントとして入居。２階から上の居住部分は17室あり、それぞれに意匠を凝らした設計となっている。

見学会は設計を担当した駒田建築設計事務所と施工した小林工業の共同主催。

入居者が暮らし始めると中に入れなくなるため、地元の人や建築や街づくりに関心のある人に内覧してもらおうと企画した。予約は必要なく、現地に行けば見学できる。

屋上からの眺めは絶景。北に赤城山や広瀬川、南に中心街のさまざまな建物を歩いているときとは違う角度から見られる。真下にはクランク状のアーケードの屋根が続き、街の息吹が感じられそうだ。

設計にあたった前橋工科大教授の駒田剛司さん、由香さん夫妻は「広瀬川のせせらぎを感じるこの場所に若い世代の住まう住宅が竣工しました。街に根付く建物であり続けることを願っています」と内覧を呼び掛けている。