ロマン感じるマンドリンの音色
９月２日、青山忠アンサンブル

青山さんはジブリ映画「風立ちぬ」の劇中でマンドリンを演奏するなど数多くの映画やドラマで演奏経験がある第一人者。朔太郎音楽祭では2015年から音楽監督を務めている。

アンサンブルコンサートでは第一マンドリンを務め、解説を絡めながらクラシックやポップスなど幅広いジャンルの楽曲を演奏、聞き手をロマンの世界に誘う。

出演はこのほか、小野朋子 さん(第二マンドリン)、青山涼 さん(マンドラ)、谷川英勢さん (ギター)。

アンサンブルコンサートに先立ち、中学生、高校生、大学生を対象にしたスチューデントコンサートを開く。

朔太郎音楽祭は2006年、萩原朔太郎の生誕120年を記念して、朔太郎が愛したマンドリンを前橋の文化として定着させようと始めた。今年は10月22日、昌賢学園まえばしホール（前橋市民会館）でマンドリンオーケストラ演奏会を開く。

今回は萩原朔太郎のある詩を題材にした私の新曲をご用意しております。

いままで武藤理恵による作曲で、朔太郎の複数の詩を独唱+マンドリン合奏の形態で朔太郎音楽祭ではお届けしてきましたが、今回は歌を伴わないインストゥルメンタルの編成(マンドリン四重奏)です。

多くの方に演奏され、微力ながらさらに朔太郎の詩が届いていくよう、初演後の展開もいろいろと検討中です。

ぜひ、前橋文学館で初演を聴いてくださるとうれしいです。