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聞きたい

イタリア料理店、信金が会場
9月17日に前橋まちなか音楽祭

2023.08.28

イタリア料理店、信金が会場
9月17日に前橋まちなか音楽祭

第8回前橋まちなか音楽祭は9月17日、前橋市中心街で開かれる。会場はイタリア料理店と信用金庫。コンサート会場とはあまり縁のない場所で演奏することで、敷居を低くして気軽に音楽を楽しんでもらう。イタリア料理店では音楽祭初となるディナーショーを開く。さて、どんな音楽祭になりますか-。

筝とフルートとイタリア料理と

「音と食で世界を繋ぐ~箏とフルート、イタリアンの夕べ~」をテーマにしたディナーショーはキングオブピッツァで昨年と今年、2連覇を達成した「ノーチェアズール」を会場に開く。

出演は筝が鈴木創さん、フルートが木村ひかりさん。前橋市出身、在住のコンビで邦楽と洋楽のコラボレーション、そしてイタリア料理を堪能してもらう。

筝のための邦楽、イタリアの古典に加え、意外なジャンルの音楽も二重奏で披露する。演奏の後、食事を楽しんでもらい、フリーの司会者、青柳美保さんの案内でトークショーで演奏者の内面に迫る趣向。最後は再び音楽の旅に誘う。

▲写真左から、鈴木さん、木村さん

フルートアンサンブルがジョイント

しののめ信用金庫つどにわホールでは2つのフルートアンサンブル、トリプディークとブルエジューヌがジョイントする。

トリプディークの鈴木舞さん、ブルエジューヌの荒井美幸さんと小林渉さんは前橋市出身。演奏とともに前橋トークで盛り上げてくれそうだ。

▲トリプディークの渡邉加奈さん、樋口貴子さん、鈴木舞さん(写真左から)

▲ブルエジョーヌの小林渉さん、荒井美幸さん(写真左から)

前橋まちなか音楽祭は活気を失いつつあった中心街を音楽の力で盛り上げようと、2016年から始まった。前橋テルサを主会場にクラシックをはじめ、ジャズやポップスなどさまざまなジャンルの音楽のコンサートを手掛けてきた。

第8回の実行委員長を務める鈴木創さんは「テルサが閉鎖となったが、中心街全体をコンサート会場と考えている。気軽に音楽の魅力に触れてほしい」と来場を呼びかけている。

第8回前橋まちなか音楽祭

「音と食で世界を繋ぐ」
日時 9時17日(日)17時~
会場 ノーチェアズール(前橋市本町2-1-6)
料金 ディナー、飲み物付き8000円

「トリプディーク×ブルエジョーヌ」
日時 9時17日(日)14時~
会場 つどにわホール(前橋市千代田町2-3-12 しののめ信用金庫前橋営業部3階)
料金 一般4000円、高校生以下2000円

問合せ、チケット購入

前橋まちなか音楽祭実行委員会

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027-212-7284