【前橋まちなか新聞▶︎】はるぱん
広瀬川が運ぶ
幸せの香り

2022.12.15

前橋市中心街の個性的なお店やご主人を紹介する「前橋まちなか新聞」で掲載された記事をあらためて紹介します。新聞は元気21まえばしや前橋テルサ、前橋まちなかエージェンシーが運営するcommなどの中心街の各施設や市内の支所、公民館、商業施設で配布されています。

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はるぱん

中村榛花

22年9月、広瀬川沿いに待望のパン屋がOPENした。日本の食材を使い、安心・安全・素材にこだわったパンの他、パンとのペアリングを楽しめるよう開発したオリジナルのブレンドコーヒーが楽しめるお店「はるぱん」だ。いろいろな種類を楽しめるようパンはやや小ぶり。沢山選べる楽しさも魅力的だ。お店は店主の中村さんと、バリスタ担当の羽鳥さんとで営んでいる。実は二人、市内の製菓専門学校の同級生なのだ。卒業後、中村さんはパン屋へと勤めた。４年が経った頃、素敵なご縁から独立を決意し、高崎にあるCM2CAFEの併設店舗にて「はるぱん」が始まった。同時期に羽鳥さんも似た境遇で働いていた事から連絡を取るようになり、パンやコーヒーの事、将来の話で夢を膨らませていた頃、イベント出店の声がかかり二人での出店が実現した。結果は大盛況。パンとコーヒーの相性に負けないくらい二人の相性もバッチリだったのだ。イベント出店を重ね、現在のお店をOPEN。立派な理由があるわけではなく「ただただ好きだから続けてきた」と言う中村さん。これ以上立派な理由があるのだろうか。今日も広瀬川が、美味しそうな香りを運んでくれている。

中村さんと羽鳥さんも手掛けた店内。可愛いイラストやギミックも見つけてみてほしい。

小ぶりなパンには具がぎっしり。今日はどれにしよう♪