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「もったいない」を「ありがとう」に
フードドライブプロジェクト

2022.08.12

「もったいない」を「ありがとう」に
フードドライブプロジェクト

個人や企業、団体から寄付された食品を適切に管理・保管し、必要とする団体や個人に寄与する活動を全国各地でおこなっているフードバンク。前橋市内で活動する「フードバンクまえばし」は食品ロスを抑制する「フードドライブ」への協力を求めている。(取材/坂西喜代美リポーター)

SDGsの観点からも注目

「フードバンクまえばし」は2017年6月、「フードバンク北関東」が前橋市から委託を受けて開設。現在、男性2人、女性2人、計4人のスタッフが在籍している。同バンクが力を入れているのがフードドライブだ。これは、各家庭で余っている食品を持ち寄り、それらをまとめてフードバンク団体や福祉施設などに寄贈する活動。

▲事務所内のいたる所に整理されている食品

8月からは、前橋市の各支所・サービスセンターで、フードドライブの受付を始めた。窓口を設置しているコンビニエンスストアや郵便局もある。ファミリーマート前橋下小出店と下石倉町店では、昨年8月から、店頭にボックスを設置し、フードドライブ事業をスタート。前橋下小出店のスタッフ、渡辺さんは、「24時間いつでも寄付できると若い人からも好評です」と今後のさらなる協力に期待を寄せる。

▲ファミリーマート前橋下小出店のフードドライブボックス

その食品が誰かを救う

フードバンクを通じて食料の提供を受けて、生活を改善し自立できた人は多い。「お陰で生活を立て直すことができました」。フードバンクまえばしに設置されているフードドライブの窓口に、かつて支援を受けた人が寄付に訪れるケースもあるそうだ。そんな姿を見ることがスタッフたちのやりがいに繋がっている。

しかし、コロナ禍で収入が減少したり、休校で給食がなくなり、食事を満足に食べられない大人や子どもが増えている中、寄贈される食品はまだまだ少ない。「フードドライブをきっかけに、困っている人に食糧を届けられるよう協力してほしい」と宮内亜衣子所長は呼びかける。

▲前橋中央郵便局内、待合スペースにあるフードドライブボックス

<前橋市内の常設フードドライブ>

・フードバンクまえばし

・大渡温水プール

・前橋総合運動公園

・前橋中央郵便局

・前橋東郵便局

・大胡郵便局

・前橋関根郵便局

・前橋三俣郵便局

・ファミリーマート前橋下小出町店

・ファミリーマート前橋下石倉町店

・前橋市各支所

・各市民サービスセンター

・中央公民館

 

<フードドライブに寄付できる食品>

・主食になるもの(米、乾麺、小麦粉など)

・インスタント食品(ラーメンなど)

・飲料(ジュース、コーヒーなど)

・乾物(のり、わかめなど)

・食用油(オリーブ油、ごま油、サラダ油など)

・保存食品(缶詰、瓶詰、のり、ふりかけ、佃煮など)

・レトルト食品(カレー、スープなど)

・ギフトパック(お歳暮、お中元など)

・調味料各種(しょうゆ、砂糖、塩、味噌など)

・乳幼児用食品(粉ミルク、離乳食など)

 

<注意事項>

・賞味期限記載のもの(期限が1カ月以上あるもの)

・常温保存可能なもの

・未開封のもの

・破損していないもの

・米は2年以内のもの(白米は精米から半年以内のもの、玄米は2年以内のもの、アルファ米・レトルト米は賞味期限が1カ月以上あるもの)

※アルコールの入ったもの(みりん、料理酒は除く)、生鮮食品、要冷蔵、要冷凍の食品は受け付けられない。