ジンズ、銀座に旗艦店
来春開業、世界へ日本文化発信

　近代日本建築の巨匠アントニン・レーモンド氏が設計した歴史的名建築「教文館ビル」を舞台に、白井屋ホテルを設計した世界的建築家、藤本壮介氏が新たな設計を手がける。地上１階、地下１階。

　中央通りはグッチ、ティファニー、ブルガリといったファッション、宝飾のハイブランドの旗艦店が建ち並ぶ。

　ジンズが入るビルは銀座３丁目交差点の一角にあり、松屋銀座のはす向かい。軽井沢協会を設計したレーモンドの手により1931年に完成、戦災を逃れて現存している。

　ジンズは偶然のようで必然のような出会いを大切にする日本的思想「縁（えにし）」をコンセプトに掲げ、訪れるたびに新しい発見がある唯一無二の体験を提供する。

　国内500店舗以上、海外250店舗以上を展開するブランドとして、次の25年に向けて「世界No.1のアイウエアブランド」を目指す第一歩を銀座から踏み出す。