ぺスカ連覇最多３度目キング　
前橋でキングオブピッツァ

2025.05.11

　「ピッツェリアぺスカ」が連覇－。ピッツァの祭典、キングオブピッツァ2025が５月10、11の両日、中央イベント広場で開かれ、来場者の投票で決まるキングはクアトロフォルマッジで勝負を挑んだ地元前橋市のペスカ。昨年に引き続く連覇で、通算では過去最多となる３度目の栄冠に輝いた。
（取材／阿部奈穂子）

初心に戻って生地を研究

　「昨年キングをいただいてから、初心に戻り、日々データを取りながらピッツア生地の研究を続けてきました。その結果が実りました」とピッツェリアぺスカ事業本部長の大塚雅義さん。今年初登場したチャンピオンベルトを着けてもらい、「重いですね」と喜びをかみしめた。

　出品した「クワトロフォルマッジ」は須藤牧場のモッツアレラ、リコッタチーズを使用。長時間熟成した生地を駆使して、独特のもちもち食感を生み出した。

▲チャンピオンベルトを身に着けたぺスカの大塚さん

▲ぺスカのクワトロフォルマッジ

　２位は昨年に引き続き長野原町の「キコリピッツア」。３位は太田市から初参戦した「YOU NOTE」が選ばれた。

　今年から生まれた、技術力を審査し優れた店舗に送られるピッツアイオーロ（ピザ職人）賞は長野原町の「KURATTORIA150 」が受賞した。

　第７回となったキングオブピッツアはこれまでで最大の13店舗が群馬県内外から集結した。初日の午前は雨に降られたものの、それ以外は快晴のなか、多くのピッツア好きが訪れ盛り上がった。

▲２位「キコリピッツア」は北軽井沢の湧き水でつくる「ビアンカ」で勝負

▲初参戦ながら３位と健闘した「YOU NOTE」

▲技術力が高く評価されたピザイオーロ賞、「KURATTORIA150」の４種のトマトと自家製パンチェッタ