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赤城育ちの豚肉、ウインナーを
直売所&カフェが3月21日開店

2025.03.16

赤城育ちの豚肉、ウインナーを
直売所&カフェが3月21日開店

 赤城南麓で生産する安全・安心な豚肉や無添加で製造する加工品のブランド、「近藤スワインポーク」の直売所&カフェ「MINAZAWA BASE(ミナザワ・ベース)」が3月21日、前橋市富士見町皆沢の国道353号沿いに開店する。近藤スワインポークの製品を販売、カフェでは子育て中の現役看護師が考案するランチや軽食を提供する。

近藤スワインポークが拠点

 木の香りのする山小屋風のミナザワ・ベース。北側に雄大な赤城山を望む。

 直売所ではさまざまな部位の精肉やベーコン、ウインナーを冷凍で販売する。

 カフェはカウンターとテーブル合わせ20席ほど。週替わりの手作りランチとおにぎりプレート、ホットドックを味わえる。

▲南面がガラス張りの明るい店舗

▲豚丼とおにぎりプレート。豚汁は具だくさん

 プレオープン時のランチはバラ肉をあまじょっぱく煮込んだ豚丼。おにぎり、ホットドックには粗挽きときめ細かに練った2種類のウインナーが入り、豚肉たっぷりの豚汁、ベーコンと野菜と缶詰トマトだけで作ったミネストローネも用意された。

 ぐるぐる巻きになったウインナー「ころとんのしっぽ」も焼きたてを販売する予定。

 いずれも近藤スワインポークの製品を使用、アンテナショップとしての機能を持たせている。

▲近藤スワインポークのウインナー。真ん中がころとんのしっぽ

腸内環境を考えた飼育

 近藤スワインポークは豚の腸内環境を整えるヨーグルトの残渣(ざんさ)であるホエーや乳酸菌、ポリフェノールを含んだ特製飼料で育てる。豚肉は柔らかく、脂身が甘くすっきりしているのが特長。

 10年前から生ハムやウインナー、ベーコンといた加工品を製造している。精肉とともに前橋市内のステーキ店やビストロ、イタリア料理店に納入、自販機や道の駅ふじみ直売所などで販売している。

▲ホットドックにも2種類のウインナー

 ミナザワ・ベースは近藤崇幸社長の奥さんで看護師をしているマネージャー、近藤久美さんが立ち上げた。3人の子供を育てる母親の「子供たちの健康を守りたい」との思いから無添加でかつアレルギー物質を含まない加工品の製造を強く働きかけた経緯があり、より多くの人に気軽に味わってもらおうとカフェ併設の直売所を提案した。

▲お土産に精肉や加工品を

 出店地は近藤社長にとって、思い入れの強い場所だった。30年ほど前まで祖父が農産物直売所を開き、近所の農家が作る野菜も一緒に販売していた。

 「生産者も消費者も喜んでいた」記憶があり、地域のにぎわいの拠点として復活させた。

 当面は週末中心の営業となる。店舗や厨房を貸し出すレンタルスペースとしても活用する。

店舗情報

MINAZAWA BASE(ミナザワ・ベース)

お問合せはこちら
090-4667-8678
住所 前橋市富士見町皆沢134-2
営業時間 10時~16時
定休日 月曜、水曜、木曜(火曜は直売のみ)