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赤城の恵に3品仲間入り
麦豚、イチゴ、梅シロップ
2025.03.14

地産地消や安全・安心に取り組み、品質の優れた農林水産物や加工品を認証する「赤城の恵ブランド」に新たに3品目が加わった。大麦を多く含む専用飼料を与えて育てたJA前橋市畜産部の「まえばし麦豚」、土中の残留有害物質を減らし有用微生物を活性化させるステビア栽培で育てた苺屋たくみの「イチゴ」、赤城南麓で手摘みされた白加賀梅を使った中川漬物の「梅シロップ」が認証された。
大麦使い脂肪分が甘い麦豚
まえばし麦豚は赤城南麓の豊かな自然の中、契約農家が計画生産している。動物性飼料を排除することで、豚肉特有の臭みを抑え、脂肪分に甘みがあるのが特長。産直ゆうあい館、新鮮ぐんまみのり館とJAファーマーズ朝日町店、朝倉町店で販売している。

▲まえばし麦豚の厚切りロース
就農6年目で悲願の認証
苺屋たくみは代表の森田匠さんが2019年に脱サラして栽培を始めた。群馬県主催の品評会で2020年に最高金賞を受賞、前橋市のふるさと納税返礼品でも人気となっている。やよいひめなど5品種。イチゴ狩りができる自社直売所(前橋市下増田町792-1、☏080-2357-1515)や産直ゆうあい館、ネットで扱っている。

▲甘さと酸味のバランスがよいイチゴ
漬物屋さんこだわりの製法
梅シロップは漬物専門店が塩や製法にこだわって製造した。種が多いが、香りのいい白加賀梅を栽培している生産者とのマッチングで完成させた。代表の水落亨介さんは「炭酸水や焼酎で割って飲むのがお薦め」と話している。自社直売所(前橋市日吉町3-31-22、☏027-231-6613)、道の駅まえばし赤城で販売している。

▲すっきりした味わいの梅シロップ
赤城の恵は52品目に
赤城の恵ブランドは2010年11月に創設、今回の3品目を含めて52品目となった。