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週間ランキング１位に
『昭和高校球児物語』売れ行き好調
2024.04.02
『昭和高校球児物語－前高 完全試合のキセキ』の売れ行きが好調だ。３月23日に発売されたばかりだが、煥乎堂前橋本店では24日から30日までの週間ランキングで１位。センバツで健大高崎高が優勝し、甲子園が話題になったのも影響しているようだ。
完全試合の前高を克明に
『昭和高校球児物語』は第50回選抜高校野球大会（1978年）で甲子園史上初の完全試合を達成した群馬県立前橋高校の主将を務めた川北茂樹さんが、野球部に入ってから引退するまでを克明に振り返っている。普通の野球部員が起こしたミラクル（奇跡）の裏側にあったトレース（軌跡）を紐解きながら、平成や令和の高校球児には想像も付かない非科学的で根性論に基づく練習のきつさや女子高の文化祭に同期全員で行った淡い思い出など、昭和の高校球児のありのままの姿を描いている。
▲『昭和高校球児物語』の表紙
▲煥乎堂の週間ランキング
▲いつまで１位を維持できるか
煥乎堂では発売初日が対象となる前週（３月17日～23日）も『前橋LOVEWalker』に続いて２位に入っていた。
アクエル前橋内のTSUTAYA BOOKSTOREアクエル前橋や文真堂書店でも販売しており、ともに好調な売れ行き。
Webでも人気、「過去に例がない」
朝日印刷工業のWeb書店「ぐんまの本棚」では「問い合わせが多く、過去に例のない売れ方」となっている。
著者の川北さんの長男、人気お笑いコンビ「真空ジェシカ」の川北茂澄さんが最近、ラジオで結婚を報告したのも追い風になっているとみられる。
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