日替わりコーヒー楽しめます
ジンズ 12 日にカフェ１号店開店

コーヒーはドリップコーヒー「KURO（クロ）」（400円）とカフェラテ「SIRO（シロ）」（450円）の２種類。それぞれノンカフェインもある。

コーヒー豆はブラジルの２農園をはじめエチオピア、グアテマラ、インドネシアの１農園から仕入れた5種類。それぞれシングルオリジンコーヒーとして提供するほか、５種類をブレンドしたハウスブレンドが２種類あり、１週間、毎日違う一杯に出会える。コーヒー豆も販売する。

コーヒー豆はグループ企業「ジンズノーマ」で働く障がいを持った従業員が虫食いや黒カビ、未成熟や発酵した豆を一つ一つ丁寧に取り除き、店内で個別に焙煎する。「ここまで徹底してハンドピックする店はない。焙煎した際に焼けムラがなく、雑味のないすっきりした味になる」と焙煎士を兼ねる武洋店長は強調する。

店名の「オンカ」は昔の上州弁で「心穏やかなさま」「おおおらか」を意味する。店内は木のチップを固めた樽をＨ構として使うことで柱がなく、木の温もりを感じられる広々とした空間となった。ハンドピック作業をする平日は14席、土曜、日曜は18席ある。

コーヒーのほか、近くの「JINS PARK（ジンズパーク）」内にあるベーカリーカフェ「エブリパン」の焼き菓子もある。

新設のカフェやジンズパークを運営する地域共生事業部の白石将部長は「『企業がやる公共』として、パークを造り、イベントを開いてきた。気軽に美味しいコーヒーを見つけてください」と話している。