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群馬のパン王者はどこに
3月22日、県内最大規模「群馬のおいしいパングランプリ」
2026.02.28
焼きたての香りが県庁を満たす一日になりそうだ。県内34店が集う「群馬のおいしいパングランプリ2026」が3月22日、群馬県庁1階県民ホールで開かれる。仕掛け人は、デザインや出版を手がける「NLG」営業企画チーフディレクターの狩野正洋さん。3枚のパン引換券が付く前売りチケットは1000円で発売中。なぜこの催しを立ち上げたのか、その狙いを聞いた。
(取材/阿部奈穂子)
県内34店が県庁に集う
会場には「一般部門」23店、店主が30歳以下または開業3年以内の「若手部門」10店、「県産食材部門」7店がエントリーする。前橋市内の人気店はもちろん、みなかみ町、邑楽町、大泉町など県内各地から個性派のパン店が集まる。
1店1品の自慢のパンを持ち寄り、来場者の投票で競う。
▲前橋から若手部門にエントリーした「Cocon」
来場者は3枚のパン引換券付きチケットを手に、食べたいブースでパンと交換する。県庁内で味わってもいいし、ブルーシートや簡易椅子を持ち込んで芝生広場でピクニック気分を楽しむのも歓迎だという。パンに合うコーヒーやジュースなどのキッチンカーも6台並ぶ予定だ。
「バラエティー豊かなパンがそろっている。子どもから筋金入りのパン好きまで楽しめるはず。食べ比べを楽しんでほしい」と狩野さん。
▲「パン工房 ロッシュ」(前橋市)三元豚のジャンボカレーパンも参戦
イベントには、普段はこうした催しにあまり出ない店も顔をそろえる。日系ブラジル人の店主が焼く異国情緒あふれる「CONFEITARIA MONTE FUJI」(大泉町)、国産小麦と自家製酵母にこだわる「こーぼ屋122g」(玉村町)、前橋の人気店「政次郎のパン」「I WORKS BAKERY765+C..」「ベッカライ カッツエ」なども出店する。
▲I WORKS BAKERY765+C..の店内
県産食材部門も顔ぶれが面白い。県産無添加ベーコンを包んだ「Cocon」(前橋市)のベーコンフランス、自家栽培の椎茸をのせた「Bread Land HOME GO ROUND」(邑楽町)のグルメ塩パン、群馬県産ブランド小麦「ゆめ鶴」で作る「Good Day Bagel & Coffee」(みなかみ町)の無添加かぼちゃベーグルなど、地元の恵みを前面に押し出したパンが並ぶ。
雑誌から始まった“つなぐ”発想
パンのイベントは多いが、県内でこれだけの規模は初めてだ。原点は、狩野さんが勤務するNLGが2020年に発行したムック本「群馬のおいしいパン屋さん」だった。これまでに計3冊を発行し、120~130店を紹介してきた。
▲雑誌がきっかけ
狩野さん自身、大のパン好き。誌面で紹介するだけでなく、パン屋と読者が直接つながる場をつくりたい。そんな思いから、2023年に県庁32階のNETSUGENで「群馬のおいしいパンマルシェ」を初開催した。1600人が訪れ、用意したパンは1時間足らずで売り切れた。
2024年には3回開き、最多で4300人が来場した回もあった。そこでさらに大きな舞台を目指した。「これまでを超える催しにしたい。今回は群馬テレビにも協力してもらうことにした」と話す。
▲群馬テレビで打合せをする狩野さん(写真左)
当日は会場のにぎわいを中継し、県庁内の大型スクリーンでも流す予定。パンを買って終わるイベントではなく、群馬のパン文化の熱気そのものを見せる場に育てたいという思いがある。
狩野さんが見据えるのは、一過性ではない定着だ。「キングオブピッツァやキングオブパスタ、T-1グランプリのように、年に一度の大規模な食イベントにしていきたい」と力を込める。
群馬のおいしいパングランプリ2026
日時/3月22日10時~17時(開場9時30分、パン提供15時まで)
会場/群馬県庁1階県民ホール、芝生広場
前売りチケット1000円(パン引換券3枚付き)。購入はコチラから


