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るなぱあく70歳 おめでとう
11月30日まで記念イベント
2024.11.01
前橋市中央児童遊園「るなぱあく」が開園70年を迎え、11月1日、70周年祭が始まった。昔の写真を展示する「エモい出写真館」など多彩なイベントを展開する。るなぱあくと同世代の70歳以上の来園者には乗り物券を2枚プレゼントする企画もあり、3世代で「日本一なつかしい遊園地」の古希をお祝いできる。11月30日まで。
70歳の木馬、現役で活躍
初日は平日ながら幼稚園や保育園の団体客や小さな孫を連れたお年寄り夫婦らが午前中から詰めかけ、休日並みのにぎやかさとなった。
国の登録有形文化財「もくば館」の5色の木馬は開園当時から活躍している。70歳となったいまも当時と変わらぬ10円の“エサ”で激しく上下に動き、子供たちを喜ばせていた。
「エモい出写真館」と名付けた白黒の昔の写真は各遊具の前に展示されている。いまはゆっくり、優しく動く遊具ばかりだが、かつて「ムーンロボット」「ユーホー」「オクトパス」といった絶叫マシンがあっとことが分かり、「あのころは怖かったね」と懐かしそうに見るお年寄りもいた。
飛行塔の前にはメッセージを書き込める横断幕とともに張られ、「るなぱあくで遊ぶ私です」と子供時代の写真を示す書き込みもあった。
人間紙芝居などイベント企画
70年周年祭の期間中、週末を中心に人間紙芝居、お面の絵付けといったイベントが行われる。2日に予定していたバルーンを飛ばすオープニングセレモニーは荒天が予想されるため中止となった。
園内の売店で焼きそばなどの軽食を販売しているほか、おむすびやうどんを食べられる「おむすびのマム」がある。日替わりでキッチンカーも出店する。
るなぱあく70周年を記念した文房具も誕生、こちらも話題になりそうだ。
日本一懐かしくて安い遊園地
1954(昭和29)年11月、昭和の合併で新しい前橋市が誕生したのを記念に開園した。面積は約8800平方㍍。豆汽車、メリーゴーラウンド、くじらの波乗りなど大型遊具8種類と木馬、小型遊具がある。入園料は無料。大型遊具は1回50円、木馬や小型遊具は10円で、4歳未満の子供に付き添う大人は無料と「日本一安い遊園地」となっている。
店舗情報
前橋市中央児童遊園「るなぱあく」
- お問合せはこちら
- 027-231-6774
住所 | 前橋市大手町 3-16-3 |
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営業時間 | 9時30分~16時(11月1日~2月28日) |
定休日 | 火曜 |
ホームページ | https://www.lunapark-maebashi.com/ |