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糸井重里さん前橋に出没
BOOK FESに「先乗り」

2024.10.16

糸井重里さん前橋に出没
BOOK FESに「先乗り」

 前橋BOOK FES(10月19、20日)のエグゼクティブ・プロデューサー、糸井重里さんが10月15日から会場となる前橋市中心街に先乗りしている。ゲストではなく、ホストとして全国から来るお客さまを迎えるため、焼きまんじゅうを食べたり、利根川を眺めたりしなから、「前橋人」になりきろうとしている。

「地元の人になっておく」

 糸井さんは16日、主会場となる中央イベント広場で事務局のスタッフと綿密に打ち合わせした。スペシャルサポーター、みうらじゅんさんが表紙に使われた前橋新聞me bu ku13号を前橋市外からの来場者に配布するようスタッフに指示した。

 会議の合間にフェスで世話になる関係者を訪れ、協力を求めた。

▲スタッフと本番の進行を確認する糸井さん

 ほぼ日刊イトイ新聞のコラムでは「ぼくにしては、めずらしいパターンかもしれませんが、前回の前橋ブックフェスのときも、『先乗り』しました。直感的にそうしようと思ったからしていることなのですが、 これは『おれはゲストじゃない』ということを、じぶんの身体におぼえこませるためなのです。前橋に住んでいるわけでもないのに、お客さまを『迎える』というのは、妙な感じなんですよね。『ぼくもさっき来たんですけど、ようこそ』って、なんとなく変な感じするじゃないですか。だから、『前乗り』して地元の人になっておく必要がある。(略)東京にいたままではできない『はたらき』をします。たとえば焼きまんじゅうを食べたりとか、 ときにはソースカツ丼を食べたりとか、広瀬川や利根川を見たりとか、そういうこともします」と綴っている。

▲バナーやフラッグが飾られ、フェスの雰囲気が高まる

▲ブックのボックスの横で本を集めている

 会場となる中央通りには人気イラストレーター、ヨシタケシンスケさんがデザインした協賛社のロゴ入りバナーがアーケード天井から吊り下げられ、両側には幟も掲出され、フェスの気分が高まっている。