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まちなかサロン改装で3月9、10、11日
2024.02.20
前橋市の中央通りにある前橋まちなかサロン「マチナカさん」の改装こけら落としイベント「浦野真樹抽象画展『負けるもんか!』」が3月9日から11日まで開かれる。浦野さんの抽象画の展示に加え、共愛学園中学・高校吹奏楽部による演奏、読み聞かせ・朗読ライブなど多彩な企画でサロンの再出発を祝う。
浦野さんの抽象画「負けるもんか!」
浦野さんは詩人、絵本作家、抽象画家として前橋市と出身地の品川区を拠点に活動している。
「負けるもんか!」と題した今回の個展ではタイトルと同名の20号の作品をはじめ、抽象画を中心に30点を展示する。これまでに手掛けた品川区戸越八幡神社の御朱印2点、浦野真樹詩画集の制作資料も紹介、過去から現在に至る流れが分かる構成とする。
タイトルにこめた思いを、浦野さんは「他者に向けての言葉ではなく、自分自身を励まし、『さあ、もう一度元気を出して、がんばる力を出してみようね』という意図で付けた。人も街も元気になれたらいいなという思いを込めました」と話している。
展覧会に合わせて、浦野さんと夫でイベントを企画した進さんによる対談、中央通り商店街のリーダー、大橋慶人さん、伊藤大介さん、橋本薫さんの鼎談を行い、アートと街づくりを深掘りする。
共愛学園中学・高校吹奏楽部の演奏や読み聞かせ、エレクトーン演奏もあり、サロンの再開に花を添える。
前橋まちなかサロンは一部を「伊香保おもちゃと人形自動車博物館」が別館として使っていたが、2023年10月末で閉館となり、展示物を移動させるとともに改装していた。2月末で完成する見込み。
時間は10時から18時まで。