水鉄砲 撃ち合って歓声
前橋中央イベント広場で「水合戦」

「開始－」の合図で、一斉に水鉄砲を撃ち始める子供たち。濡れてもいいように海パンを着用し目にはゴーグルを掛けて完全装備した子もいた。

人工芝の合戦会場には大きなプールが置かれ、水を補給する。強力な水鉄砲を持参し優位に立つ子もいれば、走り回って機動力で勝負する子も。水鉄砲では物足りず、バケツで大量の水を浴びせる強者もいた。

水鉄砲を持っていれば誰でも撃っていいルール。大人も少年時代を思い出して参戦、大人げなく夢中になったり、見事に返り討ちに遭ったりしていた。

「上州名物 掛け捨て御免」と題した水合戦は10年前に始まった。猛暑を涼しく楽しく過ごそうと、有志が実行委員会をつくり、年に数回開いている。委員長の猪爪正幸さんは「水鉄砲で遊ぶこういう機会がすっかりなくなってしまった。決められた遊びではなく、自由に羽目を外してもらいたい」と目を細めていた。

水合戦は７月15日と８月17日に行う。時間内にいつでも遊べる。水鉄砲は無料で貸し出す。持ち込みも自由。参加費は保険料として200円。