馬場川通り「まちびらき」
４月13、14日に誕生イベント

馬場川パークは13、14の２日間にわたって開かれる。道路にチョークで絵を描く落書きチョークアートやボードゲーム大会、前橋産の切りバラの即売会、ソーラーランタンのワークショップ、音楽祭を行う。

チョークアートは前橋市在住のイラストレーター、サイトウ・アケミさんが下絵の準備にあたっている。「まちなかのいろいろな要素、川とか建物とかを入れつつ、みんなで自由に描きたい」と参加を呼び掛けている。

プレゼンはプロジェクトのデザインを担当した平賀達也さんや公衆トイレを設計した高濱史子さんらが登壇する。トイレのデザインを手掛けた世界的なプロダクトデザイナー、ジャスパー・モリソンさんからのビデオメッセージも披露される。

まちガイドツアーは中央通り側から30分かけて、馬場川通りに新たに完成したビルや公園、建設中または計画中の施設を紹介する。

馬場川通りアーバンデザイン・プロジェクトは中央通りと千代田通りの間の馬場川通り約200㍍区間で実施した。事業主体は一般社団法人前橋デザインコミッション。地元経済人でつくる太陽の会（田中仁会長）からの寄付を受けて2021年３月に着工、３年かけて完了した。

歩道や車道は段差を解消、車いすの人も移動しやすくした。馬場川には親水デッキ、ベンチ、テーブルを設けるとともに植栽を施し、水と緑に親しめるようにした。

管理は周辺の商店や企業、市民有志でつくる「馬場川通りをよくする会」が担う。

プロジェクトに呼応する形で、JINSのサテライトオフィスやカフェが入る複合ビル「ばばっかわスクエア」が完成したほか、新たな施設の計画も進んでいる。

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