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遊びたい
荻窪公園に天然温泉付きグランピング
10月稼働、コーエィが管理・運営
2023.06.10
赤城南麓にある道の駅「赤城の恵」荻窪公園に10月、天然温泉が備わったグランピング施設が誕生する。絶景の夜景が楽しめ、初夏にはアジサイが咲き、ホタルが舞う広大な公園を宿泊して満喫できる。バーベキュー用ガゼボ（広場）もあり、道の駅にある農産物直売所で地元産の新鮮な野菜や肉類を購入して「赤城の恵」を味わえる。
バーベキュー、ペットもOK
グランピング施設は荻窪公園内にある日帰り温泉「あいのやまの湯」の西側にある2300平方㍍に開設する。名称は「AKAGI GLANPING VILLAGE(アカギ グランピング ヴィレッジ)」。
ドームテント５棟とペット同伴可能なコクーンテント２棟を設ける。全棟にトイレ、洗面、シャワー、個室風呂とバーベキュー用ガゼボを設置。風呂はあいのやまの湯の天然温泉を引き込む。
▲グランピング施設の建設予定地。前橋市街地の夜景を眺められる
あいのやまの湯は保温性、保湿性に優れたナトリウム・カルシウム・塩化物温泉。男女とも大小２つの内風呂と露天風呂があり、こちらも楽しめる。併設する屋内プールは「ふわふわスラーイダー」などの遊具のあるアミューズメントプールで、日中はここで遊べる。
近く着工、10月の稼働を目指す。合わせて、健康遊具８台を設置する。
▲温泉とロケーションの良さをPRする関口社長
グランピング施設はあいのやまの湯の指定管理者であるコーエィ（前橋市上小出町）が民間活力導入事業（PFI）の事業者に認定され、管理・運営する。
前橋市役所で６月９日に開かれた市政記者会見で、コーエィの関口典明社長は「『スローシティを楽しめる快適空間』がコンセプト。イベントも展開し、地域のブランディングを高めたい」と新事業に参入した理由を説明。天然温泉が他のグランピング施設との差別化となり、「競争に勝てる」と強調した。