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遊びたい
赤城山雪まつりが生まれ変わる
1月28日から「AKAGI WHITE WEEK2023」
2023.01.15
氷点下の雪の世界、赤城山を遊びつくそう。これまで単日で行われてきた赤城山雪まつりが今年は9日間の開催となり、名称も「AKAGI WHITE WEEK2023」と変更された。日程は1月28日から2月5日まで。どんなイベントが行われ、どんな遊びができるのか、同まつり実行委員会の林智浩さんに聞いた。
名人に教わるワカサギ釣りやスノーシュー
氷結した赤城大沼で行われるのは「氷上ワカサギ釣り体験」。1月28日と2月1日に開催するが、1月28日はもう満員。2月1日を狙おう。
「大沼のワカサギはほかの湖の1・5倍から2倍くらい大きい。水中にプランクトンが豊富で食べ物に困っていないから。そのため、大沼ではコツを知らないと絶対に釣れません。さおの動かし方や仕掛け、エサの工夫を名人が教えてくれます」と林さん。
カタツムリと呼ばれる釣り用のテントを使うため、快適に釣りを楽しめる。
赤城山の雪は水分が少なくてサラサラなのが特長。北海道に匹敵するパウダースノーの上を滑る「ジュニアスキー教室」は2月4日10時から12時まで行われる。対象は中学生以下。定員30人だがまだ若干、余裕がある。
「赤城の人はプロ並みにスキーがうまい。手取り足取り教えてくれるので、初心者でもすぐに滑れるようになります」
林さんのいち押しは2月4日10時から行われる「スノーシューハイキングツアー」。地蔵岳をメインに普段は入れないような場所もスノーシューを履いて探検できる。「動物の足跡を見つけたり、知らない赤城の顔を見られたり、大発見の連続です」。対象は小学4年以上。
台湾グルメやランタンの幻想的な展示も
赤城山のある旧冨士見村出身者には台南市長を務めた人や台湾の医療に携わった人がいる。台湾との縁が深い。昨年夏、台南市の子供たちが絵付したランタンを飾り、台湾グルメを提供した「赤城ランタン祭り」を行い大盛況だった。
「AKAGI WHITE WEEK2023」でもヒュッテハヤシカフェ、バンディ塩原、青木旅館別館、名月舘、曽山商店の5店舗で台湾グルメを提供する。台湾の焼肉まん「胡椒餅」や素麵をとろみの利いた温かい出汁で煮込んだ「麺線」、トロトロの豚肉がご飯にのった「ルーローハン」などが食べられる。
「夏の祭りのときは早い時点で品切れに。その教訓を生かし、今回はたくさん仕込んであります」と林さん。
赤城山ビジターセンターでは、幻想的なランタンの展示が行われる。闇夜に浮かび上がるような色とりどりの光。これは絶好のインスタ映えスポットになりそう。
「車でいらっしゃるときは雪道用のタイヤは必須。運転が不安な方は前橋駅、または富士見温泉に車を止めて、関越交通バスの赤城ビジターセンター行きを利用してください」と林さん。
AKAGI WHITE WEEK2023
日時/1月28日~2月5日
イベント/氷上ワカサギ釣り体験 1月28日(満員)、2月1日10時~13時30分、料金は3名1組8000円、2名1組5500円(テント、竿、エサ含む)
ジュニアスキー教室 2月4日10時~12時、料金は3500円、スキーレンタルは1500円
雪中キャンプ体験 1月28日~29日、2月4日~5日11時~翌14時、料金は1名2000円
スノーシューハイキングツアー 2月4日10時~14時30分、料金は1名4500円(スノーシューレンタル含む)
問合せ先、申し込み先
赤城山雪まつり実行委員会
ホームページ | https://www.akagi-trip.com |
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