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遊びたい
同人誌、アクセサリー、イラスト大集合
「ぐんコミ」前橋リリカで5、6日
2022.11.05
同人誌や漫画、手作りアクセサリーなどの作家とファンが交流する、ぐんまカルチャーコミュニティー「ぐんコミ」が3年ぶりに復活、前橋リリカで5、6の2日間開かれている。約70の個人・サークルが出展、オリジナル作品を展示販売している。
漫画、記念誌、イラスト、写真
くれじじさんの漫画『ちゃのみくす』は県内の商店街を舞台に実家の商店繁盛のために立ち上がる4人の女子高校生が主人公。「長く楽しく創作漫画を続けたい」と1冊200円で販売している。
パジェロをこよなく愛する須田凛音(すだ・けおん)さんは『三菱パジェロ40記念誌』を制作した。2019年に国内生産を中止した四輪駆動車の初代から4代までの特徴やパリ・ダカールラリーでの活躍の歴史を紹介。「ぜひ、手に取ってパジェロをいつまでも忘れないでほしい」と願っている。
ウェブデザイナーをしながら趣味でイラストを描いている雛さんの作品は「カートゥーン系のユーモラスな女の子のアニメ」。水性マーカーやデジタルで描き、色紙や缶バッチのほか、「似顔絵も描きます」と声を掛けている。
アクセサリーやゲーム、CDも
書籍以外の作品も多数並ぶ。
手作り玩具の上毛玩具はかわいらしい「ネコミミ」と電子工作玩具を出品。代表の川島純一さんは「ネコミミは5年前から作っていて、やっとブームが来た」と順調な売れ行きに笑顔が広がる。
夫婦で出展した「蜜♡ART」さんはオリジナルキャラクターをTシャツや缶バッチ、アクリルキーホルダーにして販売している。
前橋市内で久しぶりに開かれるコミケとあってSNSを通じて知ったファンでにぎわっている。地域復興型イベントクリエイト集団「魔女のココロ」の代表、七緒咲寧(ななを・さくね)さんは着物に皮ベルトを締めて来場。「コミックだけでなく、いろいろなサブカルチャーが集まって、見ていて飽きない」と楽しんでいた。
2018年から始まったイベントはコロナのため2年間休止となり、今回で4回目。準備委員会の総合マネージャー、中林智洋さんは「同人誌だけでなく、ものづくりが好きな人も楽しめる。ファンと作り手、作り手同士の交流の場にしたい」と来場を呼びかけている。
「4回ぐんコミ」
会期・11月5(土)、6日(日)
時間・12時~17時
会場・前橋リリカ3階リリカホール
入場・無料