着物ができるまで職人の手仕事
小川屋で14日まで「継承展」

着物ができるまでの職人の手仕事に焦点を当てた「継承展」が9月10日、前橋・中央通りの小川屋2階で始まった。京都の着物デザイナー、森尻春司さんのプロデュースによる手描き友禅と型友禅の工程を写真パネルや映像を使って紹介する。14日まで。
 伝統的な着物は図案作成から始まり、下絵描き、糸目糊置、地入れ、挿し友禅など20にも及ぶ工程を経て作られ、それぞれの工程に専門の職人がいる。継承展は非効率の中に日本が誇る着物の美があることを知ってもらおうと、前橋まちなかエージェンシー(MMA)の協力で2年前から開いている。
 小川屋の伊藤大介社長とMMAのメンバーが京都を訪れ、刺繡の実演など普段は非公開の職人の手仕事を取材した。
 森尻さんがプロデュースした着物や生地、帯も展示している。
 尾上流日本舞踊の師範、尾上博美さんがデザイン、プロデュースした和装下着のフィッテング体験会も行っている。


小川屋「継承展」

10時~18時30分(14日は17時)。
問い合わせは小川屋(☎︎027-231-6000)へ。


< 伊藤大介社長の話 >
 同じ前橋の街中で活動するMMAとタッグを組み、着物の魅力を発信する企画です。この前橋発のパッケージを全国に展開し、着物業界の活性化につなげられればうれしい。