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前橋の夏の夜 浴衣で満喫
中央イベント広場で縁日

2023.08.05

前橋の夏の夜 浴衣で満喫 
中央イベント広場で縁日

色とりどりの浴衣を着て髪をアップにした女子大生のグループ。粋を感じさせる紳士も、甚平がかわいい子供も集まった—。浴衣を着て夏祭りを楽しむ「浴衣de縁日」が8月5日、前橋市中心街の中央イベント広場で開かれた。スイカ割りに挑戦したり、ヨーヨー釣りや型抜きをしたり。ビールやソフトドリンクで乾杯し前橋の夏の一夜を楽しんだ。

スイカ割り、ヨーヨー、ビール

午後6時30分、縁日を企画した前橋国際大・奥田雄一郎ゼミの4年生、西川梨子さんの音頭で、広場に集まった300人が元気に「乾杯」。祭りが始まった。

スイカ割りは最初に主催者の3人が大きなスイカで試技を披露したあと、子供たちが風船のスイカを使って楽しんだ。

▲スイカ割りの試技を披露

▲夏祭りを楽しむ

縁日屋台はヨーヨー釣り、スーパーボールすくい、射的、型抜きと人気屋台が出そろった。射的はなかなか当たらない子供に代わり、お父さんが腕を伸ばして見事に景品をゲット。型抜きは成功すると菓子の詰め合わせやおつまみセットがもらえ、昔の子供も熱中していた。

▲スーパーボールすくいを楽しむ子ども

▲おめん屋も繁盛

縁日の協力店舗の屋台やキッチンカーも集まった。江原屋本店の鮎の塩焼き、グラッサの「前橋の夏野菜と釜揚げシラスのペペロンチーノ、パーラーレストランモモヤのナポリタンが人気を集めた。広場に隣接する中央通りでもラフコーヒーや手紙舎、あんこもんが出店、自慢のドリンクを販売した。

▲江原屋本店の鮎の塩焼き

▲手紙舎のかき氷とドリンク

縁日は中央通り商店街の有志が中心となって企画、イベント内容は奥田ゼミの学生が市民にアンケートして考案し運営した。

発起人で商店街振興組合の伊藤大介理事長は「和装を通して「生糸の市(いとのまち)前橋」の文化をもう一度盛り上げようと企画した。浴衣で暑い前橋の夏の夜を熱く楽しんでください」と呼び掛けた。

▲あいさつする伊藤理事長