news

NEWS

大洪水のパキスタンへ支援物資
マルエ、クライム、めぶくグラウンド

2023.03.28

大洪水のパキスタンへ支援物資
マルエ、クライム、めぶくグラウンド

パキスタンで昨年8月に発生したモンスーンによる豪雨と地球温暖化による氷河の融解による大洪水で被災している3300万人に、前橋市を拠点とする民間企業が連携して支援の手を差し伸べる。医薬品や簡易トイレ、衛生用品や保存食など1053箱を近く現地に送る。

医薬品、保存食など1053箱

日本パキスタン経済文化協会共同会長、ミルゼ・アセフ・ベイグさんから現地の惨状を聞いた山本龍市長が「市はめぶくIDを使って『共助』の街を目指している」と支援を思い立ち、ICT技術者の交流で同国とつながりのあるクライムの金井修社長、めぶくグラウンドの福田尚久取締役に協力を求めた。

医薬品や生活用品が特に不足していることから、「クスリのマルエ」の江黒純一会長に相談したところ、同社と14の取引業者が支援物資を提供。前橋市も備蓄しているアルファ米や生理用品を出した。

支援物資はグリーンドーム前橋に保管、大使館を通じてパキスタンに運ぶ。運送費はクライム、めぶくグラウンドが負担する。

▲クライムの金井社長

▲めぶくグラウンドの福田取締役

多くの支援物資が集まったことに、アセフさんは「洪水の発生から半年以上経っても、たくさんの人が困っている。物だけでなく、日本人の(温かい)気持ちも伝わるだろう」と感謝した。

江黒氏は「山本市長の無茶振りに応じた」と笑わせ、「地元の企業としてこれからも何かあれば協力していきたい」と話した。

金井氏はコロナ前からICT技術者の受け入れを計画しており、「支援をお手伝いし前橋とパキスタンとの友好関係を深めたい」と強調。福田氏は「共助のまちを創っている前橋だから自然と手を差し伸べることができる」と意義を語った。

▲日本パキスタン経済文化協会共同会長のミルゼ・アセフ・ベイグさん

▲クスリのマルエの江黒会長