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白井屋ホテル 初の書籍を8日発売
都内で出版記念パーティー
2023.03.07
前橋市の中心街を劇的に活性化させた白井屋ホテルの誕生を描いた書籍「Shiroiya Hotel Giving Anew」が完成した。オーナーの田中仁ジンズホールディングスCEOが「めぶく。」前橋のために300年以上の歴史を誇り閉館していたホテルを蘇らせた思い、設計を担当した藤本壮介さんによる建築秘話やアート、デザイン、食に関するドラマが綴られている。東京・天王洲の寺田倉庫で3月7日、出版記念パーティーが開かれ、500人が上梓を祝った。8日から前橋市内の書店などで販売される。
「めぶく。」から始まった
田中さんは藤本さんと対談、構想から完成まで6年半もの歳月がかかった裏舞台を振り返った。「2016年に前橋市のビジョンを策定した際、糸井重里さんから『めぶく。』という言葉をいただき、ホテルの方向性が決まった」と指摘。国際的なデザイナーたちが無償で協力してくれたことに感謝した。
これを受け、藤本さんは「田中さんの巻き込み力はすごい。思いに共感したみんなが幸せになる」と笑わせ、「前橋のいろいろな“豪族”が集まって、さらに前橋を元気にしていってくれる」と期待した。
続いて、田中さんと親交のある2組4人がトークセッションに臨んだ。
前橋工科大理事長の福田尚久さんとデロイトトーマツグループCSOパートナーの前田善宏さんは「デジタル」、美術評論家の南篠史生さんとギャラリー代表の小山登美夫さんは「アート」をテーマに前橋の未来予想図を描いた。
英語版と日本語版の2冊組
「Shiroiya Hotel Giving Anew」は田中仁財団が発行した。著者は藤本さん、橋本麻理さん、犬養裕美子さん、長谷川香苗さん、白井良邦さんの5人。英語版(264㌻)と日本語版(48㌻)の2冊組。1万1000円。
書籍の問合せ先
白井屋ホテル
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