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「0→1」前橋で始めよう
若手起業家が本音語る

2026.04.18

「0→1」前橋で始めよう
若手起業家が本音語る

 前橋市中心街を拠点にしている若手起業家によるトークセッションが4月18日、前橋市創業センターで開かれ、いろいろな人が繫がりやすい中心街から新たな「めぶく。」動きが広がる未来予想図を描いた。前橋起業支援センターが主催した「第6回Sowフェス」の企画。創業支援のトークセッションや相談会、ワークショップも開かれた。

顔が見える楽しい本屋

 「前橋のまちなかで生きる若手起業家のリアル」と題したトークセッションには独立系書店「本屋水紋」を経営する小澤亮太さん、フランスで開かれたチョコレートの世界最大の品評会で史上初のパーフェクト賞を獲得したチョコアイカさん、パキスタン出身で映像会社を経営するアジズ・アフメッドさんが登壇、体験談や将来の夢を語り合った。

▲「やりたいことは言った方がいい」と助言する小澤さん

 小澤さんは「接客をしない珍しい小売り」、「全国どこでも同じ価格で販売する」といった書店業界の特殊性を指摘しながら、「顔が見える商売がしたい。お客さんに積極的に声を掛け、リピーターにも初めてのお客さまにも面白い本屋でいたい。著者を招くイベントにも力を入れる」と抱負を述べた。

チョコのテーマパーク

 チョコアイカさんは中心街で知り合った異業種の「尖った人」から発想のヒントを得たキュウリ入りのチョコがパーフェクト賞につながった裏事情を明かし、「緩い空間で世界最先端の人が普通に歩く、世界で唯一無二の街」とかつてはきらいだった故郷を絶賛。馬場川沿いにチョコのテーマパークを開き、世界中から人を呼び寄せる構想を示した。

▲「アートが飛び込んでくる」と形容するアイカさん

経営と地域活動の二刀流

 会場の創業センターで大学3年の時に起業したアジズさんは「5人に電話すれば誰かが何かを繋いでくれる」人間関係が深い中心街の魅力を体験談を交えて語った。映像会社の経営とともに、外国にルーツを持つ子供の居場所作りをしていることにふれ、「楽しいと思ってやると続く」と継続の秘訣を明かした。

▲アジズさんは創業センター育ち

 ファシリテーターを務めた馬場川通りをよくする会理事の伊藤浩士さんは「若い起業家が現れ、ワクワクする街になってきた。これからも小さな種が芽吹くことが起こり得るかもしれない。芽吹きの支援をする問いかけをしてほしい」と来場者に呼び掛けた。

▲自身も起業家である伊藤さん

起業支援、個別に相談

 トークセッションの第2部はしののめ信用金庫の幡谷剛さん、前橋市産業政策課の栗原拓郎さん、前橋市創業センターの田島宏明さん、前橋市民活動支援センターの椎葉愛佳さんが起業支援の実例を紹介、トーク後は個別の相談に応じた。

▲起業支援のトークセッション

 ネイルや占いなどのワークショップも出展、オフィスのため普段は一般公開されないセンターが終日にぎわった。

▲福祉ネイルのブース

▲占いの赤鳥ASUKAさん

▲AI似顔絵のブース