interview
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前橋市、前秘書課長を懲戒処分
停職6月、年内で依願退職
2025.12.09
前橋市は12月9日、小川晶前市長(42)とラブホテルを10回以上利用し市民の信頼を著しく損ねたとして、当時、前橋市秘書広報課長だった総務部職員課の男性副参事(54)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。職員は12月末で依願退職する。
小川市長とラブホテル利用
発表によると、前秘書広報課長は公務外における小川市長との打ち合わせ場所として、ラブホテルを提案し10回以上利用した。
こうした事実が報道されたことにより、市長の対外公務が中止され、問題をめぐるコールセンター設置による対応などで、市政の執行に大きな影響を及ぼし、市民の信頼を著しく損なった。
処分理由は地方公務員法第33条(信用失墜行為の禁止)に違反する行為としている。
市長、課長とも男女関係は否定
問題をめぐって、小川氏、前秘書広報課長ともホテルの利用を認めながら、男女関係については強く否定している。
小川氏は11月27日、市議会に退職願を出し辞職している。
前秘書広報課長は本人の申し出に基づき希望降任制度で異動していた。
次期市長選(1月5日告示、12日投開票)については、辞職前に立候補の意向を示したものの、現時点では対応を明確にしていない。
本市職員の懲戒処分について
本日、当該職員に対し、停職6カ月の懲戒処分を行いました。
今回の件で、本市のイメージの悪化を招くとともに、市民の皆様の信頼を大きく損ねることとなったことに対しまして、心よりお詫びを申し上げます。
今後につきましては、職員一丸となって、市政を一歩ずつ前に薦め、信頼回復に努めてまいります。
令和7年12月9日
前橋市長職務代理者
前橋市副市長 細谷精一


