映画「ブルーボーイ事件」応援隊トークイベント
13日前橋で開催

2025.10.04

　映画「ブルーボーイ事件」が11月14日に全国公開されるのを前に、監督の飯塚花笑さんと、ベティ役として出演したトランスジェンダー女優の真田怜臣さんによるトークイベントが、10月13日に前橋シネマハウスで開かれる。制作秘話やLGBTQ＋をどう映画で伝えるかを語る特別企画だ。

制作秘話と役者の思い

　トークイベントでは、映画がどのように企画され、撮影から完成に至ったのかを振り返る。さらに、トランスジェンダー当事者が自ら演じることの意義や、監督と俳優それぞれの仕事への思いが語られる予定だ。

　公開に先駆けてここでしか聞けない制作秘話や感動エピソード、日本におけるLGBTQ＋を巡る映像表現の話。また、２人のここに至るまでの道のりなど、映画を観る前に知っておくと鑑賞を何倍にも楽しめるお話を聞ける。

▲飯塚花笑監督

社会に問いかける「ブルーボーイ事件」

　「ブルーボーイ事件」は1960年代後期に実際に起きた事件をもとにした。高度経済成長期の陰で法の空白に置かれた男娼と、性別適合手術を行った医師の逮捕。裁判に挑む人々の姿を通して、社会に根強く残る差別や偏見に迫る。

　前橋シネマハウスでは11月15日から、シネマテークたかさきでは12月5日から上映される。その２館での映画鑑賞チケットは、当日1,300円で発売される。

　観客との質疑応答も予定されており、参加者が「ブルーボーイ事件」おうえん隊の一員として作品を支える機会になる。前橋での開催は、全国公開に向けて熱気を高める場となりそうだ。

映画「ブルーボーイ事件」応援隊トークイベント
【日程】10月13日（月・祝）開場12:00／開演12:30（14:30終了予定）

【会場】前橋シネマハウス（前橋市千代田町5-1-16 アーツ前橋上3F）

【料金】1,500円（税込）※申込フォーム必須／当日券あり

【登壇者】飯塚花笑監督、真田怜臣（ベティ役）
【申し込みフォーム】https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd0YmQm2YvqaD8YzNtFwYl6hcOS4xEpBH-kgf1l6NhmXyo4gg/viewform