「父の日」にタルトを贈ろう　
白井屋ザ・パティスリー

「父の日」って肩身が狭いというか、存在感がないというか。「母の日」と段違いですね。

そんなかわいそうなお父さんたちのために、白井屋ホテルの中にあるフルーツタルトの専門店が立ち上がりました。父の日用の新作です。「コーヒーとグレープフルーツのタルト」。試食しましょう。

ブラウンを基調とした渋い、大人のタルトです。香ばしく焼き上げたタルト生地の上にビスキュイ（スポンジ生地）、グレープフルーツ、コーヒームースが重なっています。生地もコーヒーが香ります。

トッピングにグレープフルーツやコーヒーチョコがちょこんと乗り、豪華に金粉のお飾りまで。食べるのがもったいないくらいです。

「この組み合わせはどうだろう」と食べる前は懐疑的でしたが、コーヒーのほろ苦い風味とグレープフルーツのさわやかな酸味が不思議に合います。甘さ控えめなのもいいですね。

監修にあたった東京・青山の人気店「EMME」のオーナーパティシエ、延命寺美也さんは「とっても相性がいいタルトです。甘さと酸味のほどよいバランスで、甘いものが苦手なお父様にもピッタリです」と解説してくれました。お酒と一緒に楽しむデザートとしてもお薦めとか。ハイボールで試してみます。

８分の１のピースのほか、お得なホール（6000円）があります。父の日の6月19日までの限定販売。こんなのもらったら、お父さん、「倍返し、いや十倍返しだ」。