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小料理 しらゆり
出汁に酔い、酒にほどける

2026.03.06

木戸をくぐると別世界

 前橋市中心街を南北に走る千代田通り沿いに1月に開店しました。木戸を開けると、落ち着いた佇まいの店内。外の喧騒を忘れさせてくれます。

 初めての店、おまかせをお願いしました。先付けはもつ煮と和牛のたたき、野菜オムレツと香の物が少しずつ盛り込まれています。まずはビールで乾杯。

▲和牛のたたきが先付けとは…

 もつ煮はショウガが香るさっぱりした味付け。後から出てくる料理のじゃまをしない心遣いでしょう。先付けに和牛のたたきとは贅沢ですね。

▲透明なお猪口が酒の透明感を高めます

 では、日本酒にしましょう。1杯目は「かんとうのはな純米吟醸」。若い女将さんが笑顔でそっとお猪口に注いでくれました。気分が揚がります。 

▲アカイカにはしっかり隠し包丁が入っています

 お造りは豊洲市場の有名仲卸「やま幸」から仕入れた本マグロの中トロに旬のアカイカ、ホタルイカ、カンパチと初めていただくカガミダイ。中トロは味が濃く、とろけるよう。カガミダイは身が締まり、こりこりした食感でした。

▲バランスを考え上品に仕上げた角煮

▲西京焼きは魚の水分を抜くのがポイントとか

 3品目は上州もち豚の角煮。分厚い角煮に箸がすっと入ります。甘さを抑えた上品な味です。

 「1番自信があります」という銀鱈の西京焼きの登場です。丸ごとの銀鱈を女将さん自ら下ろし、ブレンドした味噌に漬け込むとか。うん、美味しい。香ばしさとまろやかな甘みが口の中に広がります。

桃色にごりに春の予感

 春を先取りして、サクラ色の日本酒をいただきます。「尾瀬の雪解け 桃色にごり」。赤色酵母を使った純米大吟醸です。甘酸っぱい、きゅんとする味わいです。

▲2杯目も注いでもらいました

 メヒカリの唐揚げに続いて、最後は一番出汁のおでん盛り合わせ。日高昆布と最高品質の鰹節で取る出汁は料理店にとってまさに「命の出汁」。出汁をお替りしたくらい、衝撃的な味わいでした。
 アラカルトも充実して、気軽に立ち寄れます。あの出汁を味わいに木戸をくぐる夜は近そうです。

▲メヒカリの唐揚げはレモンと塩で

▲ダイコンの柔らかいことといったら

店舗情報

小料理 しらゆり

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090-3203-0527
住所 前橋市千代田町4-11-32
営業時間 18時~24時(金曜、土曜は翌3時)
定休日 月曜、火曜