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双子蒸留所
クラフトジンの新拠点

2026.01.16

週末の夜はジンの時間

 前橋・オリオン通りにクラフトジンの新たな拠点「双子蒸留所」が12月2日に開業しました。オリジナルジン「KWELI(クウェリ)」の製造・販売を行うほか、金、土曜の夜にはカクテルバーとして営業しています。

 店内はカウンターのみの立ち飲み形式。余計な装飾はなく、酒と向き合うための潔い空間です。

▲カウンターごしに会話も弾みます

 つまみは、前橋の煎餅店「清香園」の薄焼き煎餅と、ヒュッテハヤシの福豚ジャーキー。あくまで脇役で、主役はジンのカクテル。「ゼロ次会の店として使ってもらえれば」と話すのはオーナーの二口圭介さんです。

▲煎餅とジャーキー。ジッパー付きなので残った分は持ち帰れる

名物の予感、前橋ミュール

 KWELIは「White」と「Green」の2種類を展開しています。Whiteはジュニパーベリーのみを使った潔い一本で、蒸留酒としての輪郭がまっすぐ立ち上がります。一方のGreenは前橋産のキュウリなどのボタニカルを使用し、みずみずしく爽やかな印象です。

▲KWELI2種。スワヒリ語で真実を意味する

 まずはジントニックから。ロンググラスにジンとFEVER-TREEのトニックウォーターを注ぎ、Whiteにはジュニパーベリーの実、Greenには薄くそぎ切りにした前橋産キュウリを添えます。ライトを内蔵した木製コースターにグラスを置くと、炭酸の泡が下から照らされ、きらきらと立ち上がります。「さっぱりしていて美味しい」と、思わず声が出ました。

▲スタイルもおしゃれ

 続いて「前橋ミュール」を。モスコミュールをアレンジした一杯で、ジンに絞りたてのライム、FEVER-TREEのジンジャービア、フレッシュミントを合わせています。銅のマグで提供され、果実感が際立ちます。ジントニックが静なら、こちらは動。表情の違いがはっきりと伝わります。

▲前橋ミュールです

 もう一杯は「JLネグローニ」。共同創業者でアメリカ在住のジャン=リュックさんの名を冠したカクテルです。ベースのジンに、柚子に漬け込んだベルモットとカンパリを合わせています。度数は高めで、苦み、甘み、柑橘の爽やかさが幾層にも重なります。二口さんの解説を聞きながら味わうと、ジンの世界観がより鮮明になります。

▲JLネグローニは大人のカクテル

 気持ちよく酒が体に巡ったところで、次の一軒へ。クラフトジンの面白さ、奥深さを実感したひとときでした。

▲「おいしい」とにっこり。女性の二人連れ

店舗情報

双子蒸留所

住所 前橋市千代田町4-18-5
営業時間 ボトル販売:13時~17時(日曜定休)
カクテル販売:17時~20時(金・土曜のみ)